着こなしの幅が広がったことで選ぶ革靴の選択肢も広がった。
オールデンをはくラルフローレンに憧れアメトラに興味を持ち、仕事もずっと接客業に携わってきましたからやはり足元は革靴になってきますよね。個人的にはネクタイを締める感覚に近い。ただ、革靴はやはりファッションの一部。着こなしの変化に合わせて足元の選びも変わってきています。
以前はジャケパンスタイルが基本でしたが、今は軽くGジャンを羽織るなどよりカジュアル化。そこへうまくハマる一足を選んでいます。このジェイエムウエストンのキャップトゥもその類。最近では、レユッカスやブーツなども頻繁にはいていますね。
【自分史上最高額の一足】リーバー
ジョンブロブ ロンドンで底付け職人として活躍されているハシモトタカユキさんのプライベートブランド。履けばその背景に思わず納得。高額でしたがその価値は十分あります。
【最高にラクな一足】レユッカス
グッドイヤー信者だった自分を変えてくれたのがこちら。2年前に購入しましたが、走り出したくなるほどにとにかくラク。普段はボロボロのリーバイスのデニムに合わせています。
【ルーキー時代の一足】オールデン
もともとアメリカが好きでコテコテなスタイルをしていました。こちらは、私にとってのファーストオールデンとなるシガーのコードバン。思い切って黒と二足買いしました。
◆
断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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