大きな自分の足を受け止める、味を増した寛容な革靴たち。
僕の革靴史はサイズとの戦いでもあります。なにせ足のサイズはUS サイズで11。前職ではドレスも担当してましたから1年の大半はスーツに革靴。多くの素敵な革靴も目の当たりにしてきましたが、いかんせんサイズがないんです。
そんな自分の助け舟となったのがこれらの革靴たち。最近はもっぱらこのVチップです。大きな足をゆうに受け止め、革にオイルを染み込ませているため雨の日も安心。特注ソールは悪路も苦にしません。でもルックスは容姿端麗。なのでカラーパンツでも大人っぽく仕上がります。まさに能ある鷹は爪を隠す的一足ですね。
【過去の記憶が蘇る一足】サンクリスピン
前職時には先輩方からドレスの“イロハ” を多く学ばせていただきました。その当時の相棒がこちら。なかなか合う革靴が見つからないのでよくオーダーをしていました。
【気合を入れる場面ではく一足】’40sのサービスシューズ
サービスシューズの寛大さには随分とお世話になっています。しかもこちらはマンソンラストの’40年代モノと極めて稀少。気合を入れる場面で足を通すことが多いです。
【馴染み深い一足】ジーエイチバス
気軽に履ける一足の最右翼。前職時、国内では合うサイズがなく出張でイタリアへ行った際に購入しました。夏に履くスリッポン的位置付けで、ON/OFF問わず常に履いてますね。
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断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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