履いて良し、飾って眺めて良し。20年以上貫くオールデン愛。
アメカジ好きの少年が社会人になり、いざスーツやジャケットを着ましょうとなると、やはりアメトラの門戸をくぐることになる。当然足元はオールデンです。新婚旅行でNY に4日間滞在したのですが、あまりに好きすぎて、妻にお願いし毎日直営店に通い続けましたから(笑)。
履き心地、おおらかな作りがアメリカの風土を表していますよね。こちらの一足もご多分に洩れずで、自身が企画から参画したモデル。程よいトゥボリューム、すっきりとしたフォルムが特徴のレイドンラストは自身が思い描く理想のアメトラスタイルにぴったりなんです。
【マイスタンダードな一足】オールデン
ブラウンスウェードチャッカブーツは昔から大好きで、常に下駄箱に並んでいないと落ち着きません。これは二代目で、インターナショナルギャラリー ビームスの別注モデル。
【もっとも大切にしている一足】オールデン
‘90年代にヨーロッパの展示会用に作られたモデルをベースに、ビームス プラスが10年以上前に別注。英国調のデザインとコードバン8グレインレザーのコンビが秀逸です。
【遊び心を加えた一足】オールデン
アバディーンラストの666。こちらも2足目ですが、同じものを同じようにはいても芸がないなと、信頼する靴修理店に依頼しタッセルを鹿革で作り直してもらいアレンジしました。
◆
断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてほしい。
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
関連する記事
-
- 2024.11.17
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか? 相性の良さを着こなしから紐解く。
-
- 2024.11.16
キズもデザインに。革に対する「新たな気づき」を教えてくれるクリンチの新プロジェクト。
-
- 2024.11.16
保存版! 英国トラッドスタイルに必須のブラウンスウェードシューズ14選。
-
- 2024.11.15
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか、その歴史を学ぶ。