1.LODGE(ロッジ)|へビーデューティ時代のアパレルとギアがバランスよく並ぶ。
静岡駅から程近く、静かな通りにひっそりと店 を構える「ロッジ」。店内にはあらゆるアウト ドアグッズが所狭しと敷き詰められ、まるでアメリカの山屋に来たような気分になる。到底、 2015年オープンの古着店とは思えない、いい アジを醸し出しているのだ。
オーナー築地さんの趣味は、古着とキャンプと登山。それだけに 古着好きのツボを押さえたアパレルだけでなく、 アウトドア初心者でも興味が惹かれるようなヴィンテージのキャンプギアが充実。「こんな道具を使ってみたい」。そんな動機で服好きがキャンプを始めるのも悪くないのかもしれない。
ロッジで見つけたおすすめアイテムを紹介!
人気の最初期パタゴニア。左、中/ 4万3780円、右/ 3万2780円。
ヴィンテージランタンの代名詞200Aは希少な’81年製のデッドストックで箱付き。13万2000円。
1900年代の通称ブレックファストスキレット(2万7280円)と’30年代のグリスウォールド社製ダッヂオーブン(3万8500円)。
【問い合わせ】
LODGE
TEL054-410-4533
www.lodge-heavyduty.com/
2.REI MART(レイマート)|デッドストックにこだわる希少ヴィンテージの宝庫。
オーナーの井手上さんは東京の有名ヴィンテージショップで経験を積んだ後、2012年に地元・ 熊本で「レイマート」をオープンした。カラフルでサイケデリックな1970~’80sのアメリカ古着を中心に、Made in U.S.A. はおろか、デッドストックにまでこだわって買い付けをしているという強者だ。
確かに、ビッグマックのネルシャツやトラッカーキャップなど、まだフラッシャーが付くような未使用品のストックも多 数。近年の日本未発売アイテムなど、東京の古着屋でもなかなか目にすることの少ないアイテ ムを求めて、県外から足を運ぶ価値は大ありだ。
レイマートで見つけたおすすめアイテムを紹介!
イーストウエストのDNAを継承したサウスパラディソレザーがポップでサイケなカスタムを施した2010年作の希少な1点もの。各5万8000円。
ビッグマックやシアーズなど、’70~80年代のネルシャツは未使用品も充実。手前から1万3800円、1 万4800円、9800円。
ガソリンスタンドや運送会社など、デッドストックのトラッカーキャップのバリエーションは圧巻! 5800円~1万5800円。
【問い合わせ】
REI MART
TELなし
https://reimart.official.ec/
3.Butter Vintage(バターヴィンテージ)|クラシックなアウトドアスタイルの宝箱。
横浜元町の丘の上、閑静な場所にある「バターヴ ィンテージ」は、移転前を含めると今年で10周年。 4年前には鎌倉にも店舗をオープンさせるなど、 古着好きから絶大なる信頼を得ているショップだ。 店内には’50~90年代のアイテムを中心にアメリカ西海岸で買い付けたベーシックなアイテムがずらりと並ぶ。
レディスやキッズ、雑貨など幅広いアイテム展開でファミリーでも楽しめるアットホームな雰囲気がいい。「お店のロゴはエル・エル・ ビーンのタグが元ネタなんです」と細部にまでこだわった店づくりと良質な品揃えで、心をほっこり満たしてくれること間違いなし。
バターヴィンテージで見つけたおすすめアイテムを紹介!
’40~50sモンゴメリーワードのハンティングジャケット。2万1780円。
’60s エル・エル・ビーンの名作[ヘビーデューティハバーサック]と呼ばれるショルダーバッグ。1万978円。
グリーンカラーが珍しいラッセルモカシンのチャッカ。2万1780円。
【問い合わせ】
Butter Vintage
TEL045-212-5051
www.instagram.com/buttervintage/
(出典/「2nd 2022年1月号 Vol.178」)
Photo/Takuya Furusue,Hisatomo Eto Text/2nd Magazine
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