ちょっぴり変わった形が目を惹く、TAショルダーバッグ。
特に若者を中心に、近年まで巻き起こっていたサコッシュブーム。確かに小さくて可愛らしいけど、荷物は多めが通常運転なボクにとってはどうしても物足りない。
両手は常に空けておきたいから必然的にバッグパックが多くなるけど、それだとちょっと大きすぎるのと、なにより普通でつまらない。
以上をふまえると、“ショルダーバッグ”って一番ちょうどよいのでは、という結論に落ち着いた。
2014年、ロサンゼルスにて創業したMISより、こちらのショルダーバッグはミリタリーのドラムバッグがデザインソース。
“トライアングル”を省略した“TA”という商品名のとおり、単にドラム型を再現するのではなく三角形の形にすることで、ファッション性の高い、かつユニークなデザインに仕上がった。
また、コーデュラ500デニールとオックスフォードナイロン200デニールをというふたつの異素材を組み合わせることで、タフなルックスと機能性を実現。MISらしい遊び心と機能性へのこだわりが、存分に発揮されたショルダーバッグだ。
メインの収納口付近には、キーストラップが付属。その都度バッグのなかからキーケースを取り出す必要もなく、簡単に自宅や車のカギにアクセスすることができる。付けっぱなしにしておくことで、紛失防止にもつながる。
カラーバリエーションは左から、ブラック、カモグリーン、コヨーテタン。いずれも合わせるコーディネイトを選ばない汎用的なカラーだが、ブランドを象徴する定番ミリタリーカラーのカモグリーン、コヨーテタンが狙い目。
また、収納口はピンと伸ばして使用するだけでなく、こちらの写真のように軽く折りたたんで使用することも可能。そうすることで、よりベーシックな見え方になる。
気になるTAショルダーバッグの使い心地とは。
今回、“ショルダーバッグはちょうどいい”説を提唱する編集部パピーが、実際にその使用感をレポート。ちなみにパピーは、いつも必要以上の荷物を持ち運び、さらに両手が空いていないと嫌なタイプである。さあ、その使い心地やいかに!
まずは普段のコーディネイトにラフに合わせてみた。
言うまでもなく、デニムジャケットとミリタリーバッグとの相性は抜群で、ユニークなトライアングルデザインがコーディネイトの中で一ひときわ存在感を放っている。
上半身のボリューム感が増す分、細めのパンツを選んでもバランスよくまとまりそうだ。意図せず実現したジャーマントレーナーとの“ミリタリー合わせ”も統一感があってグッド。
メイン収納スペースには、いつものパピーの荷物が無理なく入った。これでもまだ余裕があるので、一泊二日ぐらいならこれひとつでいけそう。細かなアイテムは、外側に付く小ポケットに入れよう。
フロントのストラップを固定することで、ホールド感が格段にアップ。
また、利き腕ならぬ“利き肩”に合わせて、簡単にストラップを付け替え可能。よりラクな掛け心地を追求することもできる。かゆいところに手が届く実用的な仕様だ。
背負ったまま自転車に乗ってもパタパタとバッグが動くことがなく、しっかりと固定されているためノンストレス。
アクティブなシーンや、外回りが多いビジネスマンにも最適だ。タフな素材のため、扱いに気をつかう必要もない。
MISは他にもこんなショルダーバッグを展開。
よりサコッシュライクなABショルダーポーチ。
コンパクトなショルダーポーチは、上部が巾着タイプになっているため、コーデュラ部分を超えてアイテムを収納することが可能。
小ぶりなボディながらワイドなショルダーストラップによって、しっかりとクラシック&ミリタリーな雰囲気を演出することができ、ファションアイテムとしての役割を十分に果たしてくれそうだ。
また、そのデザインソースも実にユニークで、手榴弾ケースにボルダリングなどで使用されるチョークケースを組み合わせたという。MISらしい遊び心は、ここにも健在。
巾着部分も活用すれば、500mlのペットボトルがラクラク収納可能。ちょっとそこまで、というお出かけ時に大活躍するだけでなく、一日の外出なら人によってはこれだけで十分だろう。
使い勝手抜群、ベーシックなショルダーバッグパッククロス。
オーソドックスな横長タイプのショルダーバッグ。長財布も収まるちょうどいいサイズ感で、よりデイリーに使いやすいタイプ。
ショルダーストラップは取り外し可能なので、平日はバッグインバッグとしてビジネス用カバンの中に入れておき、休日はショルダーバッグとして使い分ける、なんてことも。
また、左右ともにD環を装備しているので、ストラップやキーホルダーなどをつけてアレンジを楽しむのもアリ。
背面にはスナップボタンで留める仕様のポケット、内側には計3つの仕分けポケットがあり、こまごまとしたものをしっかりと仕分けできる。ベーシックな見た目ながら、その実用性は折り紙付きだ。
【問い合わせ】
カメイ・プロアクト
TEL03-6450-1515
photos/Yoshika Amino
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