RED WING(レッド・ウィング)の定番からレアものまで人気革靴13選。|名靴カタログ

1905年の創業から多くの名作を生み出すキング・オブ・ワークブーツ。たびたび登場する過去の名作の復刻モデルや武骨さと上品さを併せ持つクラシックドレスラインが注目株。定番から今では手に入らないものまで紹介する。

▼こちらの記事もおすすめ!

カジュアルから高級ラインまで! あこがれの革靴ブランドおすすめ28選。

カジュアルから高級ラインまで! あこがれの革靴ブランドおすすめ28選。

2021年10月26日

「レッド・ウィング」とは?

1905年、アメリカ中西部ミネソタのレッド・ウィング・シティに誕生した一軒の靴工場がこのブランドの始まり。その名前はレッド・ウィング・シューカンパニーで、創業者はドイツからの移民であるチャールズ・ベックマン。彼の靴への情熱と、より良い靴を客に届けたいという想いからメーカーを創業した。以来、「アイリッシュセッター」や「エンジニア」、「ペコス」など、多くの名作を世に送り出し続けているキング・オブ・ワークブーツだ。

かつての名作シューズが復刻、あるいは後継モデルがたびたび登場し進化し続けているのがレッド・ウィングの特徴ともいえ、例えば、2016年には過去の名作を復刻させたモデルを数多く発表。そのひとつが、ビブラムソールを搭載した「#8175」と「#8176」だ。RWの名を一躍有名にした「#875」をベースに、初の日本企画として誕生したモデルで、’90年代のストリートシーンを席巻した名品である。

またオフィサーシューズ用ラスト「Mil-1」を採用したコングレスブーツも属するクラシックドレス・ラインも近年注目を集めている。

▼レッド・ウィングのすべてがわかるこちらの記事もチェック!

どんな種類が人気? レッドウィング(RED WING)の定番モデル5選と洒落者たちのコーデを拝見!【2023年最新版】

どんな種類が人気? レッドウィング(RED WING)の定番モデル5選と洒落者たちのコーデを拝見!【2023年最新版】

2023年01月23日

【1】クラシック ワーク 6″ モックトゥ #8884

ワークブーツスタイルを確立した名作で、汎用性の高い6インチ丈のモックトゥより、アッパーにカモフラージュ柄(Moussy Oak社の[Break-up])レザーを採用したモデル。

【2】6″ モックトゥ/ラグソール #8176

ブランド初の日本企画で誕生した#8175のブラッククローム・レザー版で、定番品#8179のベースとなったこちらは、日本のレッド・ウィングを象徴するモデル。

【3】9″ ペコス ローパー #8184

アメリカ中西部に存在した街の名を冠したペコス。1959年の登場時から、シューレースを省いた意匠を継承した。使用している素材はホーソーン アビレーン ラフアウト。

【4】クラシック ワーク 6″ モックトゥ #8875

【1】のカモフラージュレザーと同じ、6インチのモックトゥで、こちらのモデルのアッパー素材はオロラセット“ポーテージ”。#8884同様に、クッション性の高いフラットなソールを採用している。

【5】ベックマン ブーツ 6″ ラウンドトゥ #9013

RW創業者の名を冠した[ベックマン ブーツ]。20世紀初頭に手がけていた紳士用6インチ丈ドレスシューズを厳選された素材を用いて再構築したクラシックドレス・ラインのマスターピース。

【6】Mil-1 コングレス ブーツ #9078(右) #9079(左)

19世紀~20世紀初頭にアメリカで「コングレスブーツ」の愛称で親しまれた紳士靴に、ミルスペックのオフィサーシューズ用ラストである「Mil-1」を採用したクラシックドレス・ラインの新作。ブラックチェリーの「#9077」も有り。

【7】キャバリー チャッカ #9095

1900年代~1930年代ぐらいまでの靴が醸し出す、クラシックドレスらしさをチャッカブーツに落とし込んだモデル。RW創業期に製作された、当時の趣きを踏襲しつつ、艶感のあるレザーでドレッシーに仕上げた。

【8】ロメオ #8145

本国アメリカでは[ロメオ]という愛称で呼ばれている、両サイドのゴアで足にフィットさせるスリップオンタイプのオックスフォード。1934年に登場し、1955年にはクッションクレープソールに変更された。

【9】Mil-1 ブルーチャー オックスフォード #9086

前出したコングレスブーツと同じ、「Mil-1」ラストを採用した外羽根のプレーントゥは、士官クラスの正装に合わせるためにデザインされたモデル。素材は美しい艶感のエスカイヤー・レザー。

▼こちらの記事もおすすめ!

レッドウィング(RED WING)の定番、「チャッカ」「ロメオ」「オックスフォード」でドレスにキメろ。

レッドウィング(RED WING)の定番、「チャッカ」「ロメオ」「オックスフォード」でドレスにキメろ。

2022年11月18日

【10】アイリッシュセッター オックスフォード #9895

ブーツと同じ二枚革のモカ縫いやフラットウエルト仕様、少しだけハイトの高い5アイレットなど、1954年当時にリリースされた#895という初期のオックスフォードを忠実に再現した逸品。

【11】ポストマン オックスフォード #101

RWがポストマンとポリスマンのために開発して、1954年に発売された#101。重いカバンを背負いながら何マイルも歩くポストマンにとっても魅力だったのが、衝撃を吸収するこのクッションソール。

【12】フォアマン シュー #8050

大量生産を行う大規模製造の現場で働くワークーたちを管理統率する、フォアマンと呼ばれる専門職に向けて展開されていた短靴。ボリュームのあるトゥとグリップ力の高いコルクソールが◎。

【13】ジラード ブーツ #9091

RW社にあるもっともドレスタイプな210番ラストを使い、1920年代のソールをモチーフにしたグロコードソールを採用したこちらは、光沢のあるフェザーストーンレザーとも相まった優美さを放つドレスブーツ。

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

【問い合わせ】
レッド・ウィング・ジャパン
☎ 03-5791-3280
http://www.redwingshoe.co.jp/

▼こちらの記事もおすすめ!

カジュアルから高級ラインまで! あこがれの革靴ブランドおすすめ28選。

カジュアルから高級ラインまで! あこがれの革靴ブランドおすすめ28選。

2021年10月26日

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...

Pick Up おすすめ記事

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...