▼こちらの記事もおすすめ!
「リーガル シュー&カンパニー」とは?
軍靴製造にルーツを持ち、タフで壊れにくいグッドイヤーウェルテッド製法を日本に持ち込んだと言っても過言ではないリーガルのシューズ。アメリカントラッドのデザインを日本にもたらしたのも同ブランドで、1960年代にはアイビーファッションの象徴として愛され、それ以降も日本の革靴のスタンダード的な役割を担ってきたブランドだ。
靴へのこだわり、長年培った職人技や伝統の技術で作られるリーガルの良さを、スニーカーカルチャーで育った世代やレザーシューズにこだわりを持つ世代に認知してもらうことをコンセプトに生まれたのが「リーガル シュー&カンパニー」。
長い伝統を持つ同ブランドのアーカイブからインスパイアされた名作を軸に、現代的な素材使い、カラーリングを施した新作を続々とリリース。熟練の技によるグッドイヤーウェルテッド製法のオックスフォードや、マッケイ製法に出し縫いを施したローファーなど、誰もが一度は履いたことがある名シューズが、モダンに進化している。インソールの赤もこのブランド独自のアイコンと言える。
ほかのブランドとのコラボレーションにも積極的で、伝統とモダンをキーワードにした老舗のチャレンジに大きな注目が集まっている。
【1】924S スタンダードウイングチップ
微細な表情のエンボスレザーと堅牢なデザインのコントラストで、男性的な力強さを表現した1足。ウイングチップに映えるダークブラウンはドレッシーな装いにもちょっとした余裕を与えており、グッドイヤーウェルテッド製法を採用。
【2】937S オブリークラスト ストレートチップ
オブリークラストシリーズのモデルで、履き心地、フィット感の向上を図り細部をアップデートした。前部分の外側を大きく張り出させることで指先の空間にゆとりを持たせ、足指の開きを自然に保てる。素材は国産のキップを採用。
【3】941S チロリアンシューズ
アッパーを縁取る厚手なモカ縫いが最大の特徴。モカは手縫いで、ボリュームがあり、クラフト感溢れる仕上がりに。製法はリバースウェルト製法を採用しており、素材は日本製のステアハイドを使用。
【4】800S ハーフサドルローファー
ベーシックなローファーを履き心地にこだわって製作。本格的なグッドイヤーウェルテッド製法を用い、履き込むほどに足裏の形をなぞるように中底のコルクが沈み込み、フィット感がさらに高まる構造に。
【5】802S スタンダードサドルシューズ
フルタンニン鞣しのエンボス革と、英国のCFステッド社製のスーパーバック素材とのコンビネーションのサドルシューズ。甲部をサドルで包んだようなこのモデルは、1960年代にアメリカのアイビーリーガーに履かれた靴で、同ブランドの代表作といえる。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
【問い合わせ】
リーガル シュー& カンパニー
☎03-5459-3135
https://www.regalshoes.jp/
▼こちらの記事もおすすめ!
関連する記事
-
- 2024.11.17
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか? 相性の良さを着こなしから紐解く。
-
- 2024.11.16
キズもデザインに。革に対する「新たな気づき」を教えてくれるクリンチの新プロジェクト。
-
- 2024.11.16
保存版! 英国トラッドスタイルに必須のブラウンスウェードシューズ14選。
-
- 2024.11.15
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか、その歴史を学ぶ。