いつでも録画。カンペや、タイスケを空中に浮かべておいたりも
まず、Vision Proを付けたままでも、一応スマホを操作したり、カメラを扱ったりできる。
Vision Proを装着して取材していて便利なのは、ハンズフリーでいつでも録画できる点だ。これも右手にカメラ、左手に傘を持ったまま録画している。
このあたりの画像もそうやって録画したもの。
Apple表参道で、一番にVision Proを購入された清水大輝さん。iOSアプリのエンジニアで、Vision Proアプリも開発されているという!
ちなみに、YoiLogという、呑んだお酒を記録するアプリを作ってらっしゃるそう。#ShotonVisionPro pic.twitter.com/dPEZQSd885
— ThunderVolt(ガジェットとテクノロジーのメディア) (@ThunderVolt_mag) June 28, 2024
インタービューの時もいちいち、録音したり、メモしたりする必要はない。録画アプリを立ち上げておけば、クリック(指でつまむような動作。指はVision Proから見えればどこにあってもいい)すれば、録画を開始できる。
また、私は物覚えが悪いので、初対面の人と名刺交換してもなかなか顔が覚えられないのだが(取材していると、とても多くの人とご挨拶する)、そんな時も、ささっとVision Proで録画しておけばOK。
実際には今日のようなイベントでなければ、勝手に録画するのはいかがか……という問題はあるが、一応録画中はEyeSightの部分が明滅するので、分かるようになっている。
また、空中にタイスケや、会場地図、インタビューのカンペを浮かべておいたりもできるだろう。
他のお仕事でいえば手順書を表示しておくとか、設計図を表示しておくとか、いろいろと使い道がありそう。もちろん、視界を録画しておけば、作業の検証などに役立ちそうだ。
貴重な瞬間を空間ビデオで残しておける
今日、取材のためにApple表参道に入った瞬間に、ストアスタッフの方々から拍手を受けて、さらにアップルマーケティングチームVPのボブ・ボーチャーズさんに話しかけられたのだが、こんな超貴重な瞬間も映像に残ってるのがすごい。
Apple表参道でのVision Pro発売の取材にVision Proを着けて行ったら、拍手で歓迎され、アップルマーケティングチームVPのボブ・ボーチャーズさんにウケた。
こんな瞬間が残ってるのもVision Pro取材ならでは。#VisionPro #ShotOnVisionPro pic.twitter.com/ZPAAJUpW1Q
— ThunderVolt(ガジェットとテクノロジーのメディア) (@ThunderVolt_mag) June 28, 2024
Vision Proを装着しているとはいえ、ちゃんとEOS R6 Mark IIを操作して写真も撮れている。
もちろん、Vision Proを付けて歩くのがすぐに一般的になるとは、さすがに思わない。しかし、一部の仕事では、すごく大きな可能性を秘めているんじゃないかというのが、実際に1時間ほど装着しっぱなしで取材しての体感だった。
そこに、仕事の未来をちょっと感じたのだ。
(村上タクタ)
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