Yo-Kai Expressにタピオカ専用マシン登場!
一見して『自動販売機』と言われそうだが、Yo-Kai Expressのキモはこれが『ロボット』であることにある。ラーメンにしても内部のロボットが『調理』して提供してくれるから、ラーメン屋さん並みの味になるのだ。
詳細はアンディさんも教えてくれないのだが、冷凍したパッケージを超高温スチームで解凍や調理を行っている模様。『ロボット』であるからして、『○秒加熱』ではなく、温度をセンシングしてフィードバックしながら、最適な温度になるまで加熱するようになっているところがキモらしい。だから、ぬる過ぎたり、熱過ぎたり、電子レンジの加熱のように一部だけが熱く、他が冷たい……というようなことはなく、お店のラーメンのように、全体が美味しく『温まっている』のだ。
そして、その技術を使ったBoba Tea、つまり日本で言うところのタピオカティの自動調理マシンを開発。台湾のとあるところに置いたので、取材してくれないかという。
急に台湾に行くわけにもいかないので、ThunderVoltの台湾特派員……こと、台中の大学に通っている息子に行ってもらうことにした。
今回はシースルーでロボットの作業が見える
このBoba Teaの自動調理マシンは、台北駅の近くのFlip Flopというバックパッカー用ホテルの1階に設置されている。この他には、カリフォルニアのフリーモントのテスラの工場にもあるという。
前述したように、Yo-Kai Expressは自動調理ロボットであることに値打ちがあるのだが、今回は、内部のメカが見えるようになっているらしい。
ロボットアームが、スイスイと動いて、ラックの中からオーダーされたカプセルをピックアップし、カップに入れるのが見て取れる。
今度のYo-Kai ExpressのBoba Teaマシンは、内部でロボットアームが動いているのが見えるそうで、面白そう。 pic.twitter.com/JtcDqDaDhF
— ThunderVolt(ガジェットとテクノロジーのメディア) (@ThunderVolt_mag) March 27, 2024
日々本場台湾で、タピオカティを飲んでる息子によると『台湾の店で飲むのと同じレベルに美味しい』という。
詳しく聞くと、日本のコンビニなどで売ってる作り置きのものはお話にならないとか。そして、日本の店頭で飲むものより、台湾の店頭で飲む入れたてのタピオカドリンクの方がはるかに美味しいらしい。
それと同等ということは、相当に美味しいということになりそう。
本場のタピオカの味! 日本でも6月ぐらいにローンチ予定!
価格は 60〜80NTD(300〜400円)と、台湾の店頭で飲むのと同じレベル。
設置場所は、ラーメンの時と同じように、若者の集まる場所、24時間営業だと助かるような場所に出店する予定とのこと。
通常、店頭ではタピオカティが提供されるまで5分ぐらい待つが、開発中の新型では1分ぐらいで提供できるようになる予定(現状のマシンは4分ぐらいかかる)。
アンディさんによると、日本では6月ぐらいに初設置する方向で現在準備中とのこと。
本場台湾味のタピオカティを、ヨーカイさんが提供してくれるようになるのが楽しみだ。
(村上タクタ)
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