ドイツ製万年筆をカジュアルに楽しむ「406」
「406」はシュナイダー社がアジア向けに開発した製品だ。本国のドイツ(ヨーロッパ含む)では未発売モデルとなっており、日本では2017 年10 月1 日に販売を開始した。カラーはシルバークリップの「クリア」のみの展開であったが、2024 年1 月からカラーバリエーションは全7 色に。シルバークリップはスケルトンボディの4 色。ゴールドクリップは透明軸の他、飽きの来ないホワイトとブラックがラインアップ。リーズナブルな価格帯も魅力的で、ドイツ製の万年筆を気軽に楽しみたいユーザーにもおすすめしたい1本だ。
カラーバリエーションは全7種
406はシルバークリップとゴールドクリップの2つのタイプに分かれる。シルバークリップはスケルトンモデルでインク残量が確認しやすい。ゴールドクリップはカジュアルなデザインの中に高級感がプラスされている。
Silver Clip
Gold Clip
メイド・イン・ジャーマニーのクラフトマンシップに注目!
キャップ部分には、ブランドのロゴと「Made in Germany」の文字があしらわれている。シュナイダーは「普段使い」をコンセプトに高品質を追求。製造はメイド・イン・ジャーマニーにこだわっている。
コンバーター付属のエントリーモデルも
406にはブラックのインクカートリッジ(欧州規格)の他、コンバーターが付属しているため、万年筆初心者の最初の1本としても最適。
パーツ交換でオリジナリティを
リーズナブルなモデルなので2〜3本ゲットして、パーツを入れ替えて遊ぶのも楽しい。簡単なカスタマイズで個性的な配色にしてみても。※パーツ交換はメーカー保証対象外のため自己責任で。
「ロイヤルブルー」「ブラック」のボトルインクが日本市場で復活
自社工場で製造している「ロイヤルブルー」と「ブラック」のボトルインクは、本国ドイツでは継続販売していたが、日本市場では2021年に販売を終了していた。2024年1月に日本を含む、アジア圏からの強い要望にメーカーが応えた形で復活する。普段使いしやすい色合いも重宝すること間違いなし。※ボトルインクの「ミッドナイトブルー」は生産終了。30本入りと100本入りのカートリッジインクのみとなる。
【問い合わせ】
シュナイダー(ジイテックス)
TEL 078-272-1791」
(出典/「『趣味の文具箱』2024年1月号 Vol.68」)
TEXT/小池昌弘(編集部) PHOTO/荒木優一郎
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