YUBUNEより、失われゆく日本の原風景から着想を得た香水「TSUKI」が新登場

メディテーションコスメブランドYUBUNE(ユブネ)より、6種目となる香水「TSUKI(月)」が615()より新たに登場。かつて多くの俳人や浮世絵師を魅了した、長野県千曲市の「姨捨の棚田」を着想に、田の水面に映ろう月影を表現した香り。

YUBUNEは「命の洗濯」をコンセプトに202010月に一号店となるYUBUNE新宿店をローンチ。建築家、西沢立衛氏により設計された店内は、美術館をおもわせる幻想的な空間が広がっている。実際に手に取り、お試しいただけるアイテム全25品がフルラインナップされており、ゆるやかな音響と香りに包まれながら店内を回遊することができる。

プロダクツには日本の希少な温泉水や泥、鉱石粉末などの大地の成分の他、失われつつある日本の伝統産業の技術や廃材を利用するなど、アップサイクルでクリーンなコスメラインを展開。肌や環境に優しいスキン&ボディケア製品をはじめフレグランスやお香を取り揃える。

TSUKI(月)」は、長野県北部の千曲市に在る、水田が幾重にも連なり形成された姨捨(おばすて)の棚田。かつて松尾芭蕉、歌川広重ら文人がその地を訪れ心惹かれたその情景。風に揺らめく水面と、そこに映ろう月影の様子をイメージされている。現在では荒廃の危機にある棚田。この素晴らしい情景、文化、伝統が後世に受け継がれるよう、未来に想いを紡ぐ香りとなっている。

夜風を想起させるベルガモットとユーカリの清涼なトップノートから、月光の温もりをゼラニウム、ラベンダー、カモミールのアロマティックノートで表現。次第にオークモス、サンダルウッド、パチョリが畦道の湿った土や苔、草木を想わせるしっとりとしたグリーンアロマティックに調和してゆく。

TSUKI(月)パルファン

価格(税込):30mL13,200円、75mL22,000

【問い合わせ】
YUBUNE(ユブネ)
https://yubune.tokyo/ec/

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PREPPY 編集部
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