CLUB Lightningには書いてないこと。「言わせていただきます!」

ここ数年、誌面と同様に力を入れているCLUB-Lightningのアイテム開発。実は販売に至るまでに、実はさまざまな思いや紆余曲折があるんです。販売ページには書かれていない裏話や個人的な感想、開発への思いを「言わせてもらいます!」。

「ニットを革ジャンにするって前代未聞じゃない?」

本来伸縮性のあるニットウエアをレザーで再現するなんて偉業が実現しちゃったよ。そもそも年間を通して育てられる茶芯のトップスを作りたいというリクエストだったんだけど、せっかくなら見たことないもの作ってみたいとカーディガンをリクエストしたんだよね。出来上がったサンプルを見て一番テンション上がってたのは2nd編集長のおすぎ村だった。

カーディガン好きのおすぎ村は、サンプルとなるシューティングカーディガンを持参したほどの熱の入りようで、曰く「ライダースジャケットじゃない茶芯を着てみたかった」。

革ジャンよりもマイルドに茶芯を味わえるのはこのカーディガンの特権だよね。実際に俺も着てみたけど、0.8㎜の薄さなので、シャツのように袖捲りができる。極端な話、暑い夏の冷房の効いた室内にピッタリなんだよ。つまり、革ジャン閑散期の夏まで茶芯を育てられるというわけ。

袖に蛇腹ができて、うっすらと茶が浮き出てくるためには、着用期間の長さは好材料。そしてカーディガンが原型ではあるけど、よくよく見てみると襟なしの革ジャンだよね。レザーラバーの新たな選択肢として、提案させてもらうぜ。

肩やヒジのパッチ、ポケット口の切り替えは茶芯の裏側を用いたスウェード仕様。ジップは信頼と安心のユニバーサル。もはやカーディガンというより襟なしの革ジャン。

モチーフとしたのは編集部スタッフの所有していたヴィンテージのシューティングカーディガン。つまりニットをレザーで置き換えている。0.8ミリの茶芯ステアハイドで再現することによって、季節を問わずに育てることができる茶芯のトップスとして開発された。132,000円

「37モデルを再現するという職人技術に脱帽!」

ヴィンテージデニムにそこまで明るくない俺でも知ってる「サンナナモデル」は、股リベやバックルバックなど、後に姿を消すことになるヴィンテージディテールが満載。それゆえにエポックメイキングと言われるようだけど、その色落ちも圧巻だよね。激しい労働でしか生まれ得なかった色落ちは、もはや芸術と言っても過言じゃない。

その「鬼ヒゲ」や「ハチノス」を再現するギルドトウキョウも、もはや狂気の沙汰。色を重ねては試行錯誤を繰り返す姿は職人というよりアーティスト。職人技術とアートの融合をご堪能あれ。

1930年代に生まれた通称「サンナナモデル」のリーバイス501は、数あるヴィンテージデニムの中でも、最もエポックメイキングと言われている。股リベットやバックルバックなど古き意匠を残し純然たるハードワークによりエイジングした褪色は、唯一無二の魅力を放つ。

芸術的な外見とは裏腹に、使いやすさと程よいサイズ感が好評のL字ハーフウォレット。これまでも度々販売を重ねてきたが、もはや定番を超えて名作との呼び声も高い。ファスナーはユニバーサル、内装にはパイソンも施し、絢爛豪華な仕様となっている。187,000円

>>購入はこちらから!

(出典/「Lightning 2026年5月号Vol.385」)

この記事を書いた人
阿部颯太
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阿部颯太

雑食系カメラマン&編集者

1999年生まれ。宮城県出身。大学卒業とともにカメラマンになるために上京。くるくるのロン毛がトレードマークで、イメージ通りの70sな雰囲気の服装を好んで着ることもあるが、アウトドア系も好きだったり、とにかく一度着てみたい雑食系。かっこいい大人になることを目標に、トラッドな服装も勉強中。
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