インナーはカットソーサイズや色合わせに注意。ファスナーはトップまでレイヤードバランスを考慮。
4年ほど愛用するライダースジャケットはシープスキンのワンスター。カウハイドやホースハイドのモデルに比べて、柔らかくしなやかでありながら、厚みのある革を使っていること、そして茶芯レザーならではのエイジングが楽しめることが購入の決め手だった。
「ジャケットはフロントファスナーを全閉めで着用することが多いですね。立体的なパターンなので、閉めた際の上部が跳ねるようにデザインされているのがショットの特徴なんです。あとは革ジャンに合わせたシューズの色選びはもちろん、インナーはTシャツを着ることがほとんどですが、ジャケットとの丈のレイヤードバランスは、長すぎず、短すぎず絶妙のバランスを保つことを意識しています。またフェイド感のあるカラーを入れて全体的にブラックのグラデーションができるように統一するのもひとつのテクニックです」

「ショット」ブランドディレクター・森田一成さん|2011年に販売員として入社し、EC事業部を経て、2022年よりブランドディレクターを務める。本来、革は洗うものではないが、自身が所有する革ジャンは、まず洗ってから、オイルよく馴染ませて着用するのが森田流なのだとか。

レザージャケット17万6000円、Tシャツ8250円、パンツ/すべてショット、シューズ/ショット×ブラザーブリッジ

フロントベルトはほとんど閉めることがないためウエスト部分で結んでいる。インナーのTシャツとの丈や色合わせもバランスよくコーディネイトしている。
【おすすめレザージャケット】Schott 217US/シープ ワンスター

不朽の銘作として長い歴史と伝統を受け継いできたショットのワンスターをシープスキンで製作。柔らかな印象のあるシープスキンだが、厚みのある革を使用しているため、着ごたえは充分で体馴染み良いのが特徴。また茶芯レザーを使用しており、着用ごとに表現されるヴィンテージの風合いが楽しめるのも大きな魅力だ。17万6000円



【問い合わせ】
Schott Grand Store TOKYO
TEL03-3464-1913
(出典/「Lightning 2025年11月号 Vol.379」)
Text/S.Sato 佐藤周平 T.Itakura 板倉環 K.Minami 南樹広 Y.Namatame 生田目 優 Photo/R.Yukitake 行竹亮太 K.Hayashi 林和也 K.Ito 伊藤恵一 T.Furusue 古末拓也
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