スウェットはシャツと合わせるのが俺のマイルール。ネックが高い仕様ほどシャツとの相性が良くなる!

「厳格なルールはなく、自由な着こなしが楽しめる」。それこそがアメリカンカジュアルの醍醐味だ。しかし、日本のアメカジ業界を牽引するキーマンたちは各人各様の“マイルール”を持っている。そこには、旧きよきアメリカンスタイルを“ファッション”として落とし込むためのヒントが詰まっている。

シャツを合わせて大人な装いを演出

アメカジ王道のアイテムのひとつであるスウェットシャツ。デニムとの相性が抜群であり、シンプルながらも様々なディテールが存在する奥深さが人気の理由だ。ただスポーツウエアのため、どうしてもカジュアルに見えてしまう。そんなスウェットをうまく着こなすと定評なのが、ウエアハウスの浅井さんだ。

「スウェットのインナーにシャツを合わせることがマイルールですね。アイビー、プレッピーだと王道ですが、あえてアメカジ的なアプローチで実践。リバースウィーブのようなネックが横方向に開いているデザインだとシャツと相性が悪いので、弊社のスウェットのようにネックの高いものがベスト。この定番の両Vは1930年代のスウェットがベースなので、まだニットウエアの延長であった黎明期。こういったクラシックなデザインの方が、シャツと相性が良いですね」

「ウエアハウス東京店」店長・浅井耕太郎さん|1982年生まれ。ウエアハウス東京の名物スタッフとして知られ、顧客からの信頼も厚い。日本でも有数のヴィンテージスウェットコレクターとしても知られ、深い見識を持つ。時計に関しても造詣が深い。

首元だけでなく、袖を捲った際にカフスを折り返せばアクセントを出すことができる。スウェットとシャツのカラーリングも楽しめ、こなれ感がグッと出る。

スウェット1万7600円、シャツ2万5300円/ともにウエアハウス、ベイカーパンツ3万5200円/ドゥニーム、時計/ロレックス、スニーカー/ニューバランス

【おすすめスウェット】WAREHOUSE Lot.401 SWEAT PLAIN

カットソーがウールからコットンに移り変わっていく移行期となる1930年代の挟み込み仕様の腰リブを配した定番モデル。伸縮性のあるV字のフライスを前後に配した、いわゆる両Vのスウェットで、タフな四本針の仕様もポイント。ネックが詰まっているので、シャツとの相性も抜群。ほどよい装飾のツートンで着込むほどに風合いが出るのも魅力だ。1万7600円

【問い合わせ】
ウエアハウス東京
TEL03-5457-7899
www.ware-house.co.jp

(出典/「Lightning 2025年11月号 Vol.379」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Pick Up おすすめ記事

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...