100年の伝統か、挑戦か。「Lee」定番デニム「101-Z」と100周年記念モデル「101 COWBOY PANTS」を比較!

アメリカ西部の風を宿し、100年にわたって愛され続ける[101]。定番モデル「101-Z」と、誕生100周年を記念した特別モデルは、それぞれ異なる魅力を放つ。伝統を守りつつも革新を追求する歴史とスタイルを、比較しながら体感してほしい。

101 COWBOY PANTS

インディゴブルー
中色ブルー

「Lee」の代名詞的モデルである[101]の誕生100周年を記念して作られた特別モデル。ヴィンテージ感を追求したネップ感のある右綾13オンスデニム生地に、ブランドでは珍しいカクポケ仕様を採用しており、細すぎず太すぎない絶妙なシルエットは、幅広いスタイルに対応する1本となっている。2万9700円

AMERICAN RIDERS 101-Z

往年のライダースジーンズを現代風にアレンジした日本製本格デニム。名作[101-Z]をベースに、逆つり鐘型ヒップポケットや「レイジーSステッチ」、レザーの「トゥィッチラベル」や金属に代わる独自仕様「スレッドリベット」など、ブランドを象徴するディテールが詰まったブランドの定番人気モデル。1万6500円

パンツだけじゃ無い、100周年を祝うスペシャルなアイテム。

101 COWBOY JACKET

100年前にデビューした[101]シリーズをベースに、1930年代のカウボーイパンツとセットアップを想定してデザインされた1着。ヴィンテージ感を追求したネップ感のある13オンスデニムと、Leeには珍しいカクポケ仕様など、個性的な魅力を備えたジャケット。2色展開。3万8500円

101 WIDE REGULAR JACKET

「リー」の定番ライン[101 REGULAR]をベースに、トレンド感のあるワイドシルエット仕様に仕上げたジャケット。13オンス右綾デニムを採用し、着込むほどに体に馴染む経年変化を楽しめる。セットアップはもちろん、幅広いスタイルにもマッチする。リジッド1万9800円、ウォッシュド2万3100円

(出典/「Lightning 2025年10月号 Vol.378」)

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なまため
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なまため

I LOVE クラシックアウトドア

1996年生まれ、編集部に入る前は植木屋という異色の経歴を持ち、小さめの重機なら運転可。植物を学ぶために上京したはずが、田舎には無かった古着にハマる。アメカジ、トラッド様々なスタイルを経てアウトドア古着に落ち着いた。腰痛持ちということもあり革靴は苦手、持っている靴の9割がスニーカーという断然スニーカー派。
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