私の思い出の中にあったトレーナーを思い起こさせる「JELADO」のスウェットシャツ
最近の気分はトップスが無地ではなく柄モノ、オーバーサイズではなくジャストサイズ。そして昔からスウェット、ジーパン、レザーシューズのコーディネートがしっくりくる。好きなスタイルは変わらないものだ。
こちらのスウェットは小学校高学年くらいの時に母親と買い物に行っていたジーンズショップにあったような、どこか懐かしさを感じるデザイン。これはあえて「トレーナー」と呼びたくなる。
フロッキープリントはまるでヴィンテージのようなクラック加工が施され、プリント職人の技術の高さを感じる仕上がりだ。ボディはもちろん、リブ部分もびっくりするくらい柔らかくしっとりしていて肌触りが最高! スウェットのインナーに布帛のシャツを着ても裏地が滑らかで引っかからず袖通しも抜群だ。
縫製は凹凸が少なくストレスがない。ここ数年間で出会ったスウェットの中では一番しっくりくる……と、肌触りや縫製にやけにこだわってしまうのは、実家が洋服のオーダーの店なせい。縫製をチェックするのが好きなのだが、こちらのスウェットは運針が均等で真っすぐ縫われていて丁寧で、縫製職人の技術の高さを感じる。プリント、縫製ともに素晴らしいスウェットだと個人的評価がかなり高い一品だ。




【問い合わせ】
JELADO
TEL03-3464-0557
https://jelado.com/
(出典/「Lightning 2025年1月号 Vol.369」)
Photo/N.Hidaka 日高奈々子
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