カバーオールが主役のアメカジコーデ8選。ワークスタイルが僕らのスタイル!

これからの季節、大いに活躍が期待されるカバーオール。アメカジの街、上野・アメ横で働くファッショニスタがどんなカバーオールを所有し、どう着こなしているのか調査。選ぶジャケットの素材や合わせるアイテムなど、コーディネイトの参考になるスタイリングばかりだ。

「ヒノヤ本店」太田正喜さん|BURGUS PLUS 11oz Black Denim Coverall

経糸、緯糸ともにブラックの硫化染め糸で織られたブラックデニムのカバーオールはワークテイストながらもシックに着られるので重宝しています。縫製糸やボタンなどのパーツ類もすべてブラックで統一され、硫化染めなので経年変化も楽しみです。

「アメリカ屋 上野店」滝川貴々さん|TCB jeans Chore Coat Woven Stripe

ヴィンテージのカバーオールがベースのクラシカルなデザインですが、織りでストライプを表現したジャケット。なんといってもハート型のフロントボタンが可愛くて好きなアイテムです。全体的にやや大きめのシルエットでコーディネイトすることが多いですね。

「ジャラーナ」嶋崎夏津さん|L.C.KING RIGID DENIM CHORE COAT

旧ポインターブランドがMADE IN U.S.Aにこだわり作り続けるデニムカバーオール。ゆったりとしたシルエットとホワイトのステッチワークがワーク感があって好きです。写真でちらっと見えますが、裏には実用的に使いやすいブラウンダック生地のポケットが付いていて機能性も高いですね。

「アメリカ屋 上野店」髙林晏志さん|PAY-DAY DENIM COVERALL

ストア系ブランド、J.C.ペニーが作っていたペイデイの1940年代の大戦モデルを復刻したデニムカバーオールです。細かなディテールはもちろん、フラッシャーやユニオンチケットなど、当時の雰囲気を味わうことができるのが気に入っています。

「ヒノヤ ワン」小林駿介さん|BLUE BLUE INDIGO SASHIKO COVERALL

ブルーブルーの本藍刺し子カバーオールです。本藍ならではの綺麗なインディゴブルーと立体感のある刺し子の生地が気に入っています。特徴的なアイテムではありますが、ベーシックなデザインなのでコーディネイトしやすいのも良いところです。

「アメリカ屋 ジェネラルガーデン」東條侑斉さん|DELUXEWARE DX109 SHORT COVERALL

デラックスウエアのショートカバーオールは、10オンスの軽やかなデニムにショート丈のすっきりとしたレングスが気に入っています。青みのあるインディゴカラーを活かし、極力、同系色のアイテムで統一感を出しながらコーディネイトすることが多いですね。

「ヒノヤ プラスマート」岩尾篤さん|MOMOTARO JEANS DOBBY U.S.N COVERALL

U.S.NAVYのショールカラージャケットをベースにインディゴ染めの刺し子風のドビー生地で作られたジャケットです。定番的な形ではあるのでコーディネイトに迷いはしませんが、全体的な色のトーンは気にしながらスタイリングを楽しんでいます。

「サンハウス」高橋寛人さん|POST OʼALLS #1101-FTI No.1 Jacket

ポストオーバーオールズの最初のカバーオール品番で長年にわたり、定番として愛されているだけあって安心感があります。ゆったりとしたシルエットなので、ボトムスもズドンとしたシルエットを選び、なるべく近しいトーンで合わせることが多いです。

(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)

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