フラットヘッドの「推し」バイカーファッションとは?

近年はレザープロダクツにも注力しバイカーからの人気を集めるフラットヘッド。多くの名作モデルを抱える一方で、シーズン毎に魅力的な新作もリリース。そこでモーターサイクル的な視点で、定番と新定番となる新作をピックアップしていく。

ダブルライダースJKT編

【定番】[ LJ-HW004 ] HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JKT

バイク乗りから絶大な支持を得ている定番のホースハイドダブルライダースジャケット。40年代に米国で流行したDポケットを用いたクラシカルなデザインに、フラットヘッドの代名詞でもある茶芯のホースハイドを落とし込んだ名作。ユニバーサルジッパーやアクションプリーツ、スタッズを施したエポレットなど細部の作りにも注目したい。31万9000円

【新定番】[ LJ-DW001 ] DEERSKIN DOUBLE RIDERS JKT

新定番にはディアスキンのライダースをピックアップ。奈良の老舗タンナーである藤岡勇吉本店と一緒に手掛けた由緒正しき素材である。伸縮性に富んだ革なので背面のプリーツは省略。背面を一枚革で仕上げることで鹿革の特性を最大限に味わえる贅沢な仕様だ。まクラシックなデザインながらも、モダンなシルエットで再構築している。33万円

ミニマルレザーJKT編

【定番】[ LJ-HS005 ] HORSEHIDE SINGLE RIDERS JKT

熟練した職人が裁断から縫製まですべての工程を行う自社ファクトリー・ストックバーグ製の定番シングルライダース。厚手の馬革を使用しているが、浮き上がりやすい襟をしっかりと収めた職人技にも注目したい。茶芯仕様の革なので経年変化も楽しみなポイント。茶色の縫製糸もブランドの密かなアイデンティティとなっている。28万6000円

【新定番】[ LV-DV001 ] DEERSKIN VEST

新定番として注目したいのが、日本を代表する老舗タンナーである藤岡勇吉本店のディアスキンを用いたベスト。“革のカシミア”と称されるほど柔らかなディアスキンは、ストレスのない着心地を提供してくれる。インナーにはレーヨンカルゼを使うことで、暑い時期はアウター、冬季はインナーとして着られるのでオールシーズン対応に。18万7000円

Tシャツ編

【定番】[ THB-002 ] BORDER SHORT SLEEVE T-SHIRT

バイカーファッションに欠かせないのが、太いピッチのボーダーTシャツ。コットンに付着した細かな繊維を取り除いたコーマ糸を2本により合わせ、さらに度詰めで編み上げることでヴィンテージライクな肉厚感と生地のなめらかさを両立。極めて手間をかけて作った丁寧な作りが最大の魅力。首元はタフな3本針の1本外しの縫製を採用している。1万5400円

【新定番】[ TSW-005 ] WIDE BODY T-SHIRT FRONTIER SPIRIT

ヴィンテージをモチーフにしながらも、モダンなシルエットで再構築するフラットヘッド。タイト&ショートのイメージが強いが、新定番のTシャツは’90年代を彷彿させるワイドボディに仕上げているためルーズに着こなせるのが特徴。肉厚でコシの強さを表現した“THCシリーズ”のコットン生地を使っているため、エイジングも存分に楽しめる。1万2100円

ワークパンツ編

【定番】[ D110 ] 14.5oz REGULAR TAPERED JEANS

繊維長が長く、その希少性から“綿の宝石”とも呼ばれるジンバブエコットンを用いたオリジナルデニム。厚みのある14.5ozの耳付きデニムを、あえて左綾で織り上げることでジンバブエ綿ならではの肌触りの良さを体感できる仕上がりに。モダンなテーパードシルエットながらも、隠しリベットやオリジナルの鉄ボタンなど、ヴィンテージの意匠も再現。3万7400円

【新定番】[ PA-DO801 ] HICKORY OVERALL

新定番として押したいのが’40年代のヴィンテージをイメージしたオーバーオール。Tシャツに頼りなりがちな夏のコーデでも、ビブ部分にもポケットがあるオーバーオールなら、バイクに乗った時にも何かと重宝する。旧式シャトル織機を駆使した10ozのヒッコリーデニムはエイジングも楽しめる特注生地。ワイドながらテーパーしたシルエットもグッド! 4万5100円

【問い合わせ】
フラットヘッド
TEL 026-275-6666
http://www.flat-head.com

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年7月号 Vol.363」)

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