【クルマ専門店ガイド】アメリカ車を幅広く取り扱う「マリンコーポレーション」|千葉県柏市

  • 2024.06.23

日本全国にあるクルマの専門ショップ。特定のメーカーや車種に特化したマニアックな店も少なくない。そんな中からここではアメリカ車や世界中のヴィンテージカーを専門に扱うマリンコーポレーションと、特に得意としているマスタングを紹介する。

オリジナルからカスタムまで、フォード・マスタングのことならおまかせ。

アメリカ車を得意としているマリンコーポレーションでは、自社で国外から直輸入した車両を数多く取り扱っている。中でもフォード・マスタングはこれまで数多く取り扱っており、マスタングに造詣が深いスタッフも多く在籍している。貴重なオリジナル車両から、カスタム車両、エンジンなどをアップデートした車両まで幅広く取り扱っている。

1969 FORD MUSTANG CONVERTIBLE

それまで巨大なボディに豪華装備を誇ったモデルばかりだったアメリカの自動車市場に、’64年のニューヨーク万博開催初日に合わせてデビューを飾ったフォードの小型スポーティカーがマスタングだ。ベビーブーマー世代向けの低価格な車両だったが、豊富なオプションと広告戦略、レース活動によるイメージアップで大ヒットを記録。後にシボレー・カマロやダッジ・チャレンジャーなどいわゆるポニーカーが発売されるきっかけとなった。長いアメリカ車の歴史の中でも、大きな転換点となった一台だ。

今回紹介するのは、ファーストジェネレーション後期となる’69年式のコンバーチブル。すでに生産から55年が経過しているため、たとえオリジナルコンディションを維持していたとしても、古さは否めない。そのためこの車両は、チューニングされた400馬力のニューエンジンとより新しいTREMEC T‒5型5速マニュアルトランスミッションに乗せ替えられており、より現代的で快適なドライブが可能だ。他にもパワーステアリングや、日本製のエアコンなども装着されており、オールシーズン快適に乗ることが可能だ。

ボディ同様にダークグリーンのインテリアは、シート、ドアパネルなども非常にクリーン。マニュアルトランスミッション用のSSTシフターが目立つ

ちなみにこの車両は’11年にマリンコーポレーションが自社で日本に輸入した時からずっと関わってきており、これまでの整備履歴などもしっかりと判明。安心して乗ることができる。

多くの人が気になるであろうアメリカンV8とマニュアルトランスミッションの組み合わせだが、予想に反して相性がよく、強大なトルクのおかげで驚くほど乗りやすい。V8のパワフルな加速感を直接感じるマニュアルシフトならではのあの感覚は、一度覚えてしまったら、忘れられないほど魅力的だ。

コンバーチブルはやはり幌を開けた状態が一番スタイリッシュ。濃いグリーンのボディにゴールドのサイドラインが入る
コンバーチブルトップはベージュクロスで新たに張り替えられており、耐候性もバツグン。もちろん天気の良い日はオープンが気持ちいい
メーターは全てAUTO METERのアメリカンマッスルシリーズに交換され、6連で装着する。ステアリングは純正ウッドステアリング
フロントフードはボンネットピン固定式で、側面に351の文字が入るフードスクープが装着されている。いずれも当時の351ciエンジン搭載車対象のオプションだったもの
足回りは純正の14インチスティールホイールに、205/70R14サイズのホワイトリボンタイヤの組み合わせ。ホイールにはクロームのトリムリングとGTロゴが入るハーフキャップが付属する
純正で351ciエンジン搭載車だが、この車両はATK社がアルミヘッドなどを使用してチューニングしたニュー351ciエンジンを搭載。なんと400馬力を発生する。組み合わされるトランスミッションは純正の4速に対して5速マニュアルに変更されている

【スペック】
全長:4750mm
全幅:1830mm
全高:1290mm
ホイールベース:2743mm
エンジン:V型8気筒
排気量:5750cc
燃料供給方式:キャブレター
駆動方式:FR
乗車定員:4名
価格:880万円

【DATA】
マリンコーポレーション柏店+ファクトリー
千葉県柏市藤ヶ谷845-1
TEL04-7190-0260
営業/10:00~19:00
休み/火曜(祝祭日は営業)

マリンコーポレーション木場ショールーム
東京都江東区木場3-15-5
TEL03-5809-8115
営業/11:00~19:00
休み/月・火曜(祝祭日は営業)
https://www.marinmarin.com/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)

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