アメリカでの実例から紐解く、フェンス選びの必要性とは?
アメリカンスタイルの住宅様式には、真っ白い爽やかな印象のバイナル建材のエクステリアがよく似合う。米国ではすでに木材や金属に並んで一般的に選択される建材となっている。ここで紹介するバイナル建材を使った施工事例はアメリカ・カリフォルニアにある住宅。西海岸特有の強い太陽光が降り注ぐ条件下でも、太陽光による変形や変色を極力抑え、長寿命化に成功した数少ない樹脂建材となっており、しかも海辺などで使用しても塩害の影響を受けることはない。この高耐久・長寿命というのが選ばれる理由だ。またアメリカの住宅洋式には広い庭は付き物で、プールやBBQスペースなどプライベート空間となっていことが多い。そこでバイナル建材を使用した白いフェンスで敷地をしっかりと囲い、プライバシーを大切にしている。そうすることで外に出たくなるような、第2のリビングとしてプライベート空間が生まれるのだ。
程よいバランスでプライバシーを確保。
フェンスのある程度の高さまでは見せたくない部分をしっかりと目隠しをしながらプライベート空間を確保。上部は閉鎖感を出さないようなヌケ感のあるデザインを採用している。
ドライガーデンスペースとの相性も最適。
近年トレンドとなっているドライガーデンなど、庭づくりが趣味という人は多い。そんな植栽の背景にもなるガーデンエクステリアとしてもバイナルフェンスは有効活用できるのだ。
プールサイドなど水回りでも安心して使用可能。
バイナル建材は木のように腐ったり、金属のように錆びたりすることは無く、湿気や海風などより厳しい環境でも状態が変わらないのがメリット。だから庭にプールを設けるようなアメリカンスタイルの住宅でも安心して使えるのだ。
カリフォルニアでは日差しを避けるパーゴラ(日陰棚)は必需品。
アメリカでは健康を考えて、日常的に日光浴を楽しむ人々が多く、庭やプールサイドなどに日差しを程よく和らげる、細い飾りの梁を組み合わせたパーゴラ(日陰棚)を設けることが多い。
パーゴラ(日陰棚)の屋根材を調整することで好みの設計が可能。
バイナル建材の柱に屋根の梁を組み合わせことで直射日光を避けることができ、自然な温度調整ができるパーゴラ。タルキの本数を調整することで好みの日差し避け加減にすることが可能。
外に出たくなるアウトドアリビング。第2のリビングとしてのプライベート空間づくり。
塗装などのメインテナンスが不要かつシロアリや塩害などの被害とも無縁。太陽光にも強く、高耐久性・長寿命を誇るバイナルフェンス。それ故に日本国内でも居住空間に取り入れる人は多い。部屋と庭を繋ぎプライベート空間を充実したものにしてくれるバイナルフェンスの活用実例を紹介しよう。
DECK(デッキ) 雨風に吹きさらしの野外でもメンテフリーの高寿命デッキ。
雨などの水分に晒されても腐ることは無く、それ故に塗装などのメインテナンスが必要ないバイナル建材のデッキ。プライバシーフェンスでデッキ周りを囲えば人目を気にせずプライベート空間を構築できる。設置する場所に合わせてオーダーメイドできるのも強みだ。
PERGOLA(パーゴラ) 誰もが安心してくつろげるアウトドアリビングをパーゴラで構築する。
パーゴラならアウトドアでも屋根がある安心感の下でくつろげるのはもちろん、室内と屋外を繋ぐ中間空間として機能する。また軒先や庭に設置することで涼しい風が吹き込むなど良い影響もある。この場所に屋外用のイスなど置けばアウトドアリビングとしても楽しめる。
GAZEBO(ガゼボ) お庭でのお茶会や植栽の手入れといった作業スペースに重宝する。
日本で言うところの東屋(あずまや)であるガゼボ。バイナル建材のガゼボは日陰が作れる空間なので、この場所に友人を招いてお茶会の場所や、作業台などを置いて日焼けを気にせずガーデニング作業できるスペースとしても活用できる。またベンチやテーブルもオーダー製作が可能。
【DATA】
有限会社シー・リンク
TEL050-3553-8176
https://sealink.jp
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(出典/「カリフォルニアスタイル Vol.21」)
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