リアルなアメリカの食文化から、ライトニングらしい食まで。編集部員が振り返るアメリカンフード特集30年史

ライトニングおいてアメリカンフードというと、どちらかと言えばハンバーガー本やステーキ本など別冊ムックのイメージが強いが、本誌の特集ではより広い角度からアメリカの食文化を取り上げている。ハンバーガーやクラフトビールなど、飲食ページを担当するめぐミルクと、2024年5月号で初めて飲食店の取材に挑んだアオイちゃんが、過去のアメリカンフード特集を振り返る。また取材時の裏話や今後やってみたいフード企画なども披露!

定番から家庭料理、お酒まで、美味しいアメリカをピックアップ。

めぐミルク(以下・め)実はね、ライトニングに入るまでハンバーガーとか何年か一度くらいしか食べたことがなかったんだよね~。

アオイちゃん(以下・ア) えぇー、そうなんですか! 高校生のときとかマクドナルドとか行かなかったんですか?

め/行ったけど、ベーコンポテトパイとか食べてたかな。ライトニングでは、マックのデリバリーとか頻繁にとっていたから、それで食べるようになったんだよね。

ア/へぇ~、意外! でも私も肉より魚派なんですけどね(笑)。

め/アオイちゃん、アメリカ出張によく行くじゃない? ごはん何食べてるの?

ア/松島さんと一緒に行動しているので、松島さんの食べたいものですね。前に焼きそばみたいなものを食べました。具材やソースが選べてその場で調理するんです。四角いカップに入れてくれました。

め/それ、映画とかによく出てくるヤツ! あれ、食べてみたいんだよね。映画に出てくるアメリカンフードって憧れるなぁ。

ア/Vol.192で『タクシードライバー』に出てくる朝食とか、『ジョーブラックによろしく』でブラッド・ピットが指につけて舐めるピーナツバターとか、映画に出てくる料理の再現もありましたね。あれ、面白かったです。

め/そうそう、私もあの特集好き。リアルなアメリカの食生活が垣間見られる感じで。

2010年 Lightnning 4月号 Vol.192の特集は「朝食からディナーまで網羅! アメリカの食生活丸わかり」。アメリカ映画で出てくる朝食やランチシーン。シリアルやホットドッグなどどうってことないメニューもなんか美味しそう。そんなアメリカのリアルな食事を徹底的に分析して紹介。見ているだけでわくわくする楽しい特集

本場だけじゃない、日本で食べるアメリカンフードも最高!

ア/こんなこというと元も子もないですが、本場よりも日本で食べるアメリカンフードのほうが好きだったりします。

め/わかる! 私はそこまで本場を知っているわけではないんだけど、ハンバーガーの取材に行くと、撮影したものを食べさせてもらうのね。食材やソースにすごくこだわっていてホント美味しい。出会えてよかった~って。Vol.152の佐世保バーガーみたいに、地元の食材を使ったご当地バーガーもどんどん増えているし。

2006年 Lightning 12月号 Vol.152での特集。「日本が誇るご当地バーガーの先駆け佐世保バーガーをピックアップ」。日本で初めてハンバーガーが作られたとされる長崎・佐世保の佐世保バーガーを特集。20軒もの佐世保バーガーを紹介し、バンズやパティ、トッピングなどを詳しくデータ化したハンバーガー特集のパイオニア的な号

ア/今回、初めて飲食店の取材をしたんですが、すごく楽しかったです。普段食べないものを食べられたのと、お店の人たちがみなさん温かくて、撮影とは別にごちそうになっちゃいました。

め/そうそう。私はそれでめちゃ太りました(笑)。アメリカンフードは肉ばかりじゃないんだよ。シーフードも美味しい!

ア/Vol.258でシュリンプとかソフトクラブとか紹介されてましたよね? 美味しそうだった~

め/エリアごとのソールフードとか家庭料理を紹介している号! ジャンクなイメージのあるアメリカンフードだけど、家庭料理の繊細な味は本場で食べてみたいよね~。

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...