フラットヘッドがついに辿り着いた! ジンバブエコットンデニムの最適解とは?

綿の宝石と呼ばれるジンバブエコットンを使い、長年デニムを手掛けてきたフラットヘッド。試行錯誤の中で素材の持つ魅力を最大限まで引き出すために辿り着いた答えが14.5ozの左綾デニムだった──。

ジンバブエコットンの特徴を最大限に生かしたデニムシリーズ。

アフリカ大陸の南東部。壮大な自然を有し、多くの野生生物が生息するジンバブエ共和国。その国の標高1500mもある高地にて無農薬で栽培された綿花=ジンバブエコットンは、綿の繊維が極めて長いことで知られている。

その綿花は手積みで収穫され、夾雑物も少ないことから高級素材として人気を博している。そもそも繊維が長いコットンが、なぜ良質とされているのか? 綿は繊維が長いほど細く繊細な糸を紡績することが可能で、細い糸で作られた生地は、光沢感を纏ったしなやかな肌触りを生み出すのだ。

そんな高品質なコットンの魅力を最大限に引き出したフラットヘッドのデニムが面白い。

同ブランドの代表モデルLot.3005と同じ糸番手、同じ14.5oz.デニムというスペックだが、大きな違いはジンバブエコットンを使った左綾のデニムを使っていること。また極限まで打ち込み本数(密度)を増やしたという生地は、未洗いの状態では硬く荒々しい印象を受けるが、着用を繰り返すことでジンバブエコットンならではの滑らかな生地感が味わえるという。

気になるエイジングに関しても左綾デニムの特性上、右綾よりタテ落ちが強く現れる。そのためフラットヘッド特有の色落ち「ドシャ降り落ち(激しいタテ落ち)」も十分に楽しめるのだ。高級素材が持つ上質な着心地を体験したいなら、迷わずジンバブエコットンシリーズを選びたい。

[FN-OJ-D101] ’40s DENIM JACKET

ジンバブエコットンデニムを使用して作られたカウボーイジャケット。大戦モデルをベースとしているため、ステッチを3本針から2本針に変更するなど随所に簡素化された仕様が見られる。ヴィンテージよりも着丈を伸ばしモダンなシルエットに変更。3万9600円
大戦中の簡素化仕様を踏襲したシンチバックのないスッキリとした背面
大戦モデルの証ともいえる月桂樹ボタンを使用
ポケットは丸みを帯びた形状でカウボーイジャケットらしいデザインが特徴的
ジンバブエコットンを使い左綾で織られた14.5oz.デニムを採用

ジンバブエデニムの3モデルを徹底比較!

1.[FN-D109] TIGHT TAPERED JEANS

股上が浅く、脚を美しく見せるタイトテーパードのシルエット。そのためレースアップブーツはもちろん、短靴を合わせたオフィスカジュアルにも対応してくれる懐の広さが魅力。細身だけに、ジンバブエコットンの滑らかな肌触りが足全体で感じられる心地よさもポイント。3万7400円

2.[FN-D110] REGULAR TAPERED JEANS

オーセンティックなスタイルを継承しつつ、モダンな印象も感じさせる秀逸なシルエット。クセのないシルエットはオーバーサイズで穿いてもサマになるため、幅広い着こなしに対応できる。このジンバブエシリーズの魅力を最も堪能したいなら、この一本から始めるべきだ。3万7400円

3.[FN-D111] WIDE STRAIGHT JEANS

人気のワイドシルエットもラインナップ。通常よりも大きいサイズを選ぶことで、存在感のあるボトムスを簡単に作り出せる。エンジニアなどプルオン系のワークブーツとも相性が抜群だ。タフなワークスタイルを最短距離で狙うなら、このジーンズをチョイスするのが正解。3万7400円

【DATA】
フラットヘッド
TEL 026-275-6666
http://www.flat-head.com

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

Pick Up おすすめ記事

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...