現行モデルでもマッスルカーを彷彿とさせる車種は勢いがある。
どうやらアメリカのクルマ好きたちのなかではアメリカ車は大排気量&高馬力でなければ「らしくない」という人たちは数多く存在しているようで、メーカーもそんなユーザーの思いの応えるかのように、ここ最近では現代のマッスルカーとも呼ぶべきハイパフォーマンスなモデルも珍しくない。6000ccオーバーのエンジンも当たり前といった状況。
現代では当時のように、インターミディエイトサイズの2ドア車に、簡素な装備ながら高出力のエンジンを搭載するという図式ではなく、車格やブランドは問わず、ハイパフォーマンスな高級モデルという位置付けでマッスルなモデルがラインナップされている。もしかしたらマッスルカーはアメリカ車の歴史にいつの時代も欠かせないのかもしれない。
ここでは限定車や特別仕様ではない通常のラインナップで新車として販売されているマッスルなモデルを紹介する。
マッスルカーを中古で買うなら、おすすめ車種はあるのか?
ひとくちにマッスルカーといっても、クラシックカーから現行モデルまで長らくアメリカに存在した車種ばかりだが、どれも生産台数が少ない。とくに旧車では過度なカスタムがされていない当時のオリジナルのボディとエンジンを搭載(いわゆるナンバーズマッチ)し、オリジナルのペイントのままであれば、クラシックカーとしての価値も高くハイプライスになる。
現代車両においては、年式や走行距離に応じて価格は変動する。とくにアメリカではマッスルなスペックの限定車も数多く存在するので、限定モデルはハイプライスに。
いずれにしても、しっかりとメンテができる専門店を頼るのが得策。特別なモデルはメンテや修理も高額になるし、マッスルなモデルほど燃費は期待できない(現行マスタング・ダークホースのマニュアル車でリッター6km弱)ので、日本で乗るなら普段のアシではなく、週末の趣味を謳歌するクルマとして所有するのがおすすめ。いわば本当のクルマ好きでないと手に負えないカテゴリーなのだ。
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