人気バーバーショップオーナーが矜持として穿く、革靴コレクションを拝見!

旧き良きアメリカのバーバーを日本に体現した第一人者でもあるウルフマンバーバーの曽原さん。どこか身が引き締まる凛とした空間に立つバーバーの矜持として、革靴を必ず履いている。そんな曽原さんが、世界中から厳選した革靴コレクションを拝見していきたい。

理容師のスタイルとして選ぶシューズは革靴。

「WOLFMAN BARBER SHOP」オーナー・曽原 猛さん|1974年生まれ。群馬県出身。2006年に栃木県佐野市にウルフマンバーバーをオープン。今のバーバーブームの先駆け的な存在であり、2017年には東京進出を果たし、現在は都内に3店舗を展開している。この日はウエスコを着用していた

日本に、旧きよきアメリカの情景が浮かぶバーバーカルチャーを定着させた立役者のひとりであるウルフマンショップの曽原さん。ホットロッドやタトゥーなどのカスタムカルチャーにも精通し、自身のライフスタイルでも体現しているが、店頭に立つ時は上品なスタイルや佇まいを心掛けている。そんなバーバーの矜持として欠かせないのが、レザーシューズだ。

「これは自分が修行をしていた理容室から続いている伝統みたいなもので、店頭では必ずレザーシューズか、ブーツを履くようにしています。立ち仕事なので辛い時もあるのですが、そこは意地というか、スタイルですね(笑)。お客様を調えることを生業としているのに、足元が汚いスニーカーだと説得力が薄いというか」

そんな曽原さんの愛用品は、日本のビスポークから、英国の最高級紳士靴まで厳選されている。その中でもお気に入りは?

「これまでにいろいろと履いてきましたが、もっとも疲れないのはビスポークのシューズですね。友人でもあるセイジマッカーシーのフルグローブシューズは、足にピッタリと吸い付くような感覚で高い技術を感じます。あとは主にイギリス靴とアメリカ靴を使い分けています。前者のほうがドレッシーなのでスラックスなどにフォーマルな合わせをすることが多い。後者はボリュームがあるので、デニムやチノパンなどとカジュアルに合わせることが多いですね」

ウルフマンバーバーショップ神宮前の離れとして2022年にオープンしたJINGUMAE+。曽原さんも金土日は出勤しており、施術を行っている。本館とは一味違う雰囲気だ
神宮前店の向かい側に位置する離れ。オーナーの曽原さんは、人気の上に金土日のみの出勤なので、切ってもらいたいなら予約必須なのだ
グラッドハンドがパッケージデザインをデザインしたオリジナルのポマードやテクスチャーは、評判が評判を呼び、大人気に。定期的に新商品が出るので、その展望に期待

「ウルフマンバーバー」曽原さんの革靴コレクション。

米国生まれの職人が手掛ける最上級のビスポーク。

アメリカで生まれ育ち、スタンフォード大学でMBAを取得した異色の経歴を持つ靴職人であるセイジ・マッカーシーが手掛けるビスポークシューズ。内羽根のフルグローブシューズで、アッパーにはコードバンを使っている。かなり重厚感のある仕上がりだが、曽原さんの足にフィットし、もっとも疲れにくいというからおもしろい。

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...