やさしい時間が流れるロースタリーカフェは中野のオアシス的存在。

中野駅の繁華街から一本裏手に位置する「ムトウコーヒーロースタリー」は、やさしい時間が溢れるロースタリーは中野のオアシス的存在。豆はもちろん、店内にまで散りばめられた店主のこだわりは、居心地のいい空間を生み出していた。

中野の路地裏に佇むロースタリーカフェ。

中野駅南口のマルイの裏に位置する店舗。駅周辺にも関わらず喧騒から離れた落ち着いた路地裏に佇んでいるのも嬉しいポイント

中野駅南口からほど近い路地裏に「ムトウコーヒーロースタリー」は存在する。オーナーであり焙煎師を務める武藤さんの前職はテレビCMの製作プロデューサーという異色の経歴を持つ。いわゆるコーヒー好きが高じて華麗なる転身を果たした一人なのだ。

焙煎をはじめコーヒーの知識・技術はスペシャルティコーヒー専門店の堀口珈琲に約5年通いつめて学び、2014年に自身の店をオープン。現在は武藤夫妻の二人で営んでいる。

「豆の個性を見極めて、それぞれのポテンシャルを最大限に引き出すような焙煎を心がけています。また味の安定化を図るためにも天気や湿度でも仕上がりが左右されるため焙煎時は気が抜けません」と語る武藤さんは毎朝オープン前に焙煎を行うのが日課。

オランダ・ギーセン社の焙煎機は入口のすぐ脇にレイアウト。武藤さんは開店前の時間を使って、集中して焙煎を行っている

焙煎前と後はハンドピックを行い店頭で販売する。まさにお手本ともいうべき丁寧な仕事ぶりこそが武藤さんの流儀である。また無垢の木材を基調とした店内には、KEFのスピーカーなど、武藤さんこだわりの音響もさりげなく設置される。

駅近という立地にも関わらず街の喧騒を感じさせない落ち着いた空間も同店の魅力のひとつなのだ。

ハンドピックは焙煎前と焙煎後に行い欠点豆を取り除く。よりよいスペシャルティコーヒーを作るための大事な作業だ
店内のカフェスペースには無垢の木材で仕立てられた家具が並び、落ち着いた雰囲気に。窓から差し込む優しい光も美しい
入口正面にあるショーケースには、世界中から厳選された上質な豆が常時15種類以上並ぶ
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