組み合わせは自由自在! 人気帽子ブランド「THE FAT HATTER」が好きな革で好きな帽子を作る特別企画をスタート!

アメリカを中心にヴィンテージの帽子を当時の手法まで踏襲しながらハンドクラフトで現代に蘇らせる人気ブランド『THE FAT HATTER』。その中で展開するヴィンテージやアンティークの生地を使ってセミオーダーできる「Factory&Co.」レーベルで、また面白い企画がスタートした。110年以上の歴史を持つ世界最大級の革問屋であるニッピ・フジタの協力により、世界中から取り寄せた上質な革を厳選し、それらを8型の帽子にできるという企画だ。価格は帽子の型によって決まっており、どんな革を使っても変わらない。現在ある革はなくなり次第終了だが、新たに様々な革を仕入れて企画は継続していく予定とのこと。今回紹介する革のものが欲しい方は、ぜひこの機会を見逃さないでいただきたい!

帽子は8型から選べる!

【アイテム1】Speakeasy Casquette

キャスケットとハンチングを掛け合わせたようなフォルムで、1930年代までに実在したもの。背面の立ちあがった形状が特徴的だ。THE FAT HATTERとしては初めてリリースする。4万1800円

【アイテム2】Bonita Hat

バケット型のハットで革にすることで1980年代のブラックカルチャーをも彷彿とさせるような佇まいに。クラシックな装いからストリートファッションまで色々合わせやすいはず! 3万7400円

【アイテム3】Jack Trophy

ベーシックなBBキャップとしても楽しめるが、ミリタリーのメカニックキャップのような風合いも持つモデル。革にすることで品格が感じられ、カジュアルからシックな装いまで楽しめる。4万1800円

【アイテム4】Albatross Cap

ニットキャップのように浅く被るモデル。こちらも革にすることでニューヨークのブラックカルチャーを感じさせる佇まいになる。ストリートファッションにぜひ合わせていただきたい。3万9600円

【アイテム5】Hillbilly

禁酒法時代だった1930年代のキャスケットをもとにした、THE FAT HATTERを代表するモデル。ボリュームがあるため、革のドレープ感も楽しんでいただける。革好きにはぜひオススメしたい。4万6200円

【アイテム6】Mariano

クラシックなベレー帽で、こちらも革にすることで独特のドレープ感を楽しめるだけでなく、布帛のベレー帽と異なり形を作りやすいため、ファッションの全身のバランス感も色々楽しめる。3万9600円

【アイテム7】Phantom Fatigue Hat

1930年代からアメリカ陸軍で採用されていたデニムのファティーグハットをもとに再構築。デニムやヘリンボーンなどと異なり、革になるとかなりシックな印象になるので、冬のコーデにオススメだ。4万1800円

【アイテム8】Davy Locker Sailor Hat

アメリカ海軍で古くに採用されていたセーラーハットをもとにしたモデル。革にすることでヴィンテージアメリカンなスタイルだけでなく、東海岸のブラックカルチャーをもとにしたストリートスタイルにも合う! 3万9600円

革は何十種類から選べる!

右から、
No.1 HORSE(馬革)
No.2 HORSE(馬革)
No.3 HORSE(馬革)
No.4 HORSE(馬革)
No.5 HORSE(馬革)
No.6 HORSE(馬革)

右から、
No.7 HORSE(馬革)
No.8 HORSE(馬革)
No.9 HORSE(馬革)
No.10 HORSE(馬革)
No.11 HORSE(馬革)
No.12 HORSE(馬革)

右から、
No.13 DEER(鹿革)
No.14 DEER(鹿革)
No.15 CALF(カーフ革/子牛革)
No.16 CALF(カーフ革/子牛革)
No.17 CALF(カーフ革/子牛革)
No.18 KUDU(クードゥー革/アフリカに生息するウシ科の動物で希少革)

Factory&Co,なのでボタンワークスが手掛けた真鍮製の専用プレートが付属。今回の企画では、背面にD環が施されているのも特徴だ。裏地も基本的に色々選べるが、デフォルトではTHE FAT HATTERの総柄生地が施されている

【問い合わせ】
THE FAT HATTER
TEL03-6450-6506
https://thefathatter.com/

(出典/「Lightning 2023年12月号 Vol.356」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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