【クルマ専門店ガイド】関東屈指のボルボ240専門店「ファーストカーセールス」|千葉県野田市

日本全国にあるクルマの専門ショップ。特定のメーカーを専門に扱うなど、個性的なショップも存在する。千葉のFIRST CAR SALESは、スウェーデンの名車ボルボ240を数多く扱うショップ。そんなFIRST CAR SALESを、おすすめの車両をピックアップしてともに紹介する。

グッドコンディションのボルボ240が並ぶ、メンテナンスもおまかせの専門店。

ファーストカーセールスで20年以上働くベテラン店長の大久保さん。ボルボ240が現役だった時代から現在までボルボ240を専門に取り扱ってきたノウハウ豊富なエキスパートだ

おしゃれなスタイリストやフォトグラファーなどが乗っているイメージが強い外車といって頭に浮かぶのがスウェーデンのメーカー「ボルボ」だろう。特に240は’74年から’93年にかけて長期間製造されたロングセラーモデルであり、質実剛健という言葉がしっくりとくる頑丈な作りが特徴。今でも多くの人に愛され、現代の交通事情でも普通に日常使いできるクルマなのだ。

千葉県にあるファーストカーセールスは、そんなボルボ240が現役の頃から取り扱っている専門店。豊富な知識はもちろん、世界中のコネクションを駆使して各種パーツも入手可能。自社工場を完備し、240に精通したメカニックがメンテナンスや整備を担当する。

1993 VOLVO 240 GLE ESTATE

ボルボ240はスクエアなボディデザインに、2.3リッターのフロントエンジンリア駆動のFRレイアウトの恩恵で車格の割には小回りが利き、素直なハンドリングが楽しめるのも特徴だ。また長いボルボ240の歴史の中で、最後期となる`92年モデル以降にはABSやエアバッグといった現代的な装備が備わっていて、さらに`93年モデルはエアコンガスがフロンガスではなく代替ガスに変更されている。

スクエアなボディデザインゆえにコンパクトに見えるが、実は全長4.7m以上あり、3ナンバーとなる。リアのオーバーハングもかなり長い

ここで紹介する`93年式のエステートは、一説によるとクラッシャブルゾーンを確保するために全長が長くなった結果、車格の割にかなり大きなラゲッジ容積を持つことになり、世界的に大ヒットしたといわれている。またシンプルな機構と質実剛健な作りゆえに、故障も少なく、今でもアウトドア好きなどに人気のモデルとなっている。全長は日本の小型車枠を超えて4780mmとなるため、3ナンバーとなる。

こちらの個体はメタリックの入ったワインレッドのボディカラーにヨーロッパ車らしいベージュのファブリック内装は驚くほど状態も良く、車内も明るい雰囲気だ。

ディーラー車ゆえに右ハンドルでオートマチック、安全装備もしっかりと備わるボルボ240は、今でもファミリーカーとして十分通用するだけのポテンシャルを秘めた一台と言っていいだろう。

スクエアだが、決して古臭さを感じないダッシュ周り。4本スポークのステアリングにはエアバッグを装備する
エンジンは直列4気筒の2.3リッターでインジェクショ ンで制御する。これに4速オートマチックの組み合わせ。FRレイアウトの恩恵で車格の割には小回りが利き、ハンドリングは素直な特性なのも特徴のひとつだ
明るいベージュのファブリックシートは30年前のクルマとは思えないほど状態も良く、車内も明るい雰囲気。ドアパネルやカーペットもベージュとなる
ボルボ240のヘッドライトは初期型は丸目だったが、その後角目四灯を経て最終的にこのような異形角目ヘッドライトとなった
コーナーポールはおそらく新車当時に装着されたディーラーオプションで先端がボルボマークになっている
ラゲッジスペースはタイヤハウスの出っ張りも少なく、かなり広く使い勝手も抜群。リアシートは可倒式でフルフラットになる仕組み
レトロな雰囲気を演出しているのはブラックペイントのスチールホイールで、クロームのトリムリングとハーフハブキャップが備わる

【スペック】
全長:4780mm
全幅:1710mm
全高:1500mm
ホイールベース:2650mm
エンジン:直列4気筒
排気量:2310cc
燃料供給方式:電子制御インジェクション
駆動方式:FR
乗車定員:5名
価格:ASK

1993 VOLVO 240 TACK

ボルボ240というとワゴンボディのエステートのイメージが強いが、本誌が今おすすめしたいのがセダンだ。

世の中からカクカクした四角いセダンが消滅して久しいが、ボルボ240セダンは、今では一般的になったシックスライトウィンドウ(リアドア後部のCピラーにも窓があるスタイル)のキャビンを早くから採用したお手本のようなセダンボディで、車内は窓の面積が広いため非常に明るくリアシートの居住性も高いのが特徴。

直線的なデザインでお手本のようなセダンのボディは、6ライトウィンドーキャビンを採用。ワゴン同様かなり全長が長くリアシートの居住性も良い

ちなみにボルボ240には`81年にターボエンジンを搭載したボルボ240ターボが登場。このセダンは欧州ツーリングカー選手権に登場した際、そのスクエアなボディから「フライングブリック(空飛ぶレンガ)」と呼ばれたそうだ。

ここに紹介するのは`93年式というボルボ240の最終年式のセダン。最終モデルとはいえ、今からちょうど30年が経過していることになる。紺色のボディはもちろん、ブルーファブリックのインテリアも驚くほどコンディションが良く、走行距離も8万キロという驚愕の個体だ。

エンジンやトランスミッションは先に紹介したワゴンと同じ2.3リッター直4+4ATの組み合わせとなる。

エンジンは2.3リッターの直列4気筒で4速オートマチックの組み合わせ。しっかりと整備されていれば今でもしっかりと走るユニットだ

日本国内に存在するボルボ240は、圧倒的にワゴンが多く、人気もワゴンの方が高い。そのため数の少ないセダンながら状態の割に比較的リーズナブルに入手できるのもポイントだ。トランク容量も広く、荷物は十分積めるので、あえてのセダンという選択もアリなのだ。

リアビューはセダン独特のデザイン。セダン専用デザインのコンビネーションランプもスクエアなデザイン
フロント周りはワゴンと共通のデザインで、異形角形ヘッドライトと、縦格子に製鉄を意味するボルボエンブレムが配置されたラジエターグリルを持つ特徴的なデザイン
当時らしいシンプルな運転席。シートにスレや傷みは見られず、色焼けもほとんどない。恐らくガレージ保管されていたものと推測できる
リアシートもあまり使われていた形跡がなく、新車同様。センターに格納式のアームレストが備わる。リアドアの窓は手巻き式で日本仕様ではTACKのみとなる

【スペック】
4780mm
全幅:1710mm
全高:1450mm
ホイールベース:2650mm
エンジン:直列4気筒
排気量:2310cc
燃料供給方式:電子制御インジェクション
駆動方式:FR
乗車定員:5名
価格:272.8万円(税込)

【DATA】
FIRST CAR SALES
千葉県野田市山崎1911-2
TEL04-7125-5171
営業/10:00〜18:00
休み/水曜
https://www.volvo240.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年9月号 Vol.353」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

101周年を迎えた「Lee」、受け継がれし伝統の『COWBOY 101』『RIDERS 101』を継承する逸品が登場。

  • 2026.03.05

1925年に生まれた「Lee COWBOY 101」は、48年に「Lee RIDERS 101」としてリニュアールを遂げ、その後も進化を遂げながら時代を超えて愛され続け、今年“101周年”という節目を迎えた。そして、この名作のまたとないアニバーサリーを記念して特別なコレクションが登場。「Past&F...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

最古のジャパンアイビーブランド「ヴァン」と伝統の“ジャパンブルー”が織りなす究極のトラディッショナル

  • 2026.03.17

明治時代から"ジャパンブルー"と称され、深い歴史を持つ日本の「青」。そして、日本のファッション黎明期に誕生した最古のジャパンアイビーブランド「ヴァン」。旧きよき伝統という点で共通する掛け合わせが、“究極のトラディショナル”という境地で交わる。 伝統でつながるヴァンと青 スタンドジップアップスウェット...

“ユニオンスラック”って知ってる? アメカジにもトラッドにもバチっと決まる、万能パンツシリーズを全部見せ

  • 2026.03.16

“ユニオンスラック”は、「トラディショナル ウェザーウェア」を代表するベストセラーパンツシリーズ。シルエットのバリエーションが豊富でそのどれもが美しく、ベーシック。ワードローブにあるアメカジ服もトラッド服も、クリーンにまとめ上げる名作だ。 太シルエットをほどよく楽しむセミワイドな大人気モデル|ユニオ...

Pick Up おすすめ記事

エディー・バウアー吉祥寺 1周年イベント完全レポート! 来店したアツいファンの着こなしにも注目

  • 2026.03.17

2025年12月13日(土)〜21日(日)の期間で開催されたエディー・バウアー吉祥寺店の1周年イベント「Archives Meets New」は、大盛況のうちに幕を閉じた。期間中は多くのエディー・バウアーラバーが来店。熱気に包まれた会場風景とそこで出会ったファンたちをスナップで紹介する。 過去と現在...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

着回し難民は注目! トラッド派の強い味方エドウインのデニムセットアップ。

  • 2026.03.16

お金をかけずにファッションを楽しむという“チープシック”において、着回し力の高いプロダクトは必須。アメカジが大盛り上がりを見せている昨今において、デニムのセットアップには注目しておきたいところだ。そんな時、トラッド的なエッセンスが随所に感じられるエドウインのプロダクトは、我々の強い味方となる。 甘く...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...