この季節が一番気持ちいい弦楽器。ウクレレで、夏を奏でる。

サーファーにも人気の七里ガ浜の丘の上にある、ウクレレ・ショップQuiet Village。ゆっくりと自分好みのウクレレが選べる、隠れた名店として知られている。店長の堀口潤さんに、ウクレレの選び方やその魅力を教えてもらった。

手軽に始められて人生を豊かにしてくれるウクレレ。

クワイエットヴィレッジはウクレレ好きなご夫婦、堀口潤さんと暁子さんが営んでいる。誰でも入りやすい雰囲気のお店だ

ちょっとウクレレを始めてみたいけど、コアな楽器店には入りづらい。もっとリラックスした雰囲気でウクレレを選びたい。そう思っている方も多いはず。そんな人にオススメしたいお店が、サーファーが集う七里ガ浜の海岸から丘を登った先にあるクワイエットヴィレッジだ。

「当店は2016年11月にオープンしました。初心者向けの新品から個人作家さんが作ったウクレレ、さらに中古やヴィンテージまで、幅広く取り扱っています。この湘南エリアは海も近く、ウクレレを楽しむ方も多く住んでいます」

そう教えてくれたのは、爽やかでウクレレがよく似合う店長の堀口さん。まるでカフェのような居心地の良さを感じる店内には、バリエーション豊かなウクレレが並び、思わず迷ってしまう。そんな時は堀口さんに頼ってみよう。

「ウクレレは、弾いてみたい音楽に合わせて選ぶことを提案しています。もし迷ったら弾きたい音楽を教えてください。それに合うウクレレを提案できると思います」

ウクレレには主にソプラノ、コンサート、テナー、バリトンという順に大きくなっていく、4つのボディ・サイズもある。それぞれにどんな特徴があるのか伺った。

「どのサイズにも魅力はありますが、最もウクレレの醍醐味が感じられて、個人的に好きなサイズはソプラノです。寝転がって弾けますからね。コンサートは弾き語りにも向きますし、テナーはソロ・ウクレレを弾きたい方にも最適です。バリトンはギターみたいな音が出て、チューニングも違います」

ウクレレの話を楽しそうに語る堀口さん。ウクレレ愛に溢れているのが伝わってくる。そんな彼が思うウクレレの魅力とは?

「弦が4本しかないので、手軽に弾けることが1番の魅力です。それにナイロン弦だから柔らかく、誰にでも弾けます。持ち運びもしやすいから、弾く場所も選びません。僕はウクレレを始めて、すごく人生が豊かになったと思っています。それをお客さまにも知ってもらいたくて、この仕事をやっています。それを強く思いますね」

好みのウクレレを手にしたら、ぜひそのウクレレで夏を奏でてみては? きっと人生が豊かになる扉が開くはず。

Quiet Villageの店内には、新品から中古、ビンテージまで数多くのウクレレが並んでいる。入門モデルから個人製作家が作ったこだわりの1本まで販売されていて、初心者からプロまで楽しめる。店内にはウクレレに加え、オリジナル・デザインというセンスのいいTシャツやバック、アクセサリーや小物も売っていて、鎌倉のお土産としても喜ばれそうだ

1.Baritone Kamaka HF-4

「カマカは長い歴史があり、憧れのブランドですね。これは’60年代くらいのモノ。ボディが大きく、ギターのような音色が出ます」13万2000円

2.Soprano Ancestor’s 360QVI

「岐阜県に工房を構えているウクレレ製作家の坂井祖さんの作品です。個人作家さんのウクレレは、1本1本異なる個性が魅力ですね」17万4900円

3.Soprano Famous FS-4PG

「初心者の方にもオススメしたいフェイマスのウクレレです。ウクレレならではのパイナップル型で、音もふくよかな感じがします」3万5640円

4.Tenor Outdoor Ukulele Nickel

「オレゴン州で作られているウクレレで、素材がポリカーボネイト製で濡れても大丈夫。見た目に反して、いい音がするので驚きますよ」2万3430円

【DATA】
Quiet Village
神奈川県鎌倉市七里ガ浜東4-2-1
TEL0467-91-1124
営業/10:00~18:00
休み/月曜・第四日曜
https://quietvillage.jp/
Instagram:@quietvillagemusic

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年9月号 Vol.353」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR