フレンチのエスプリを感じる「FULLCOUNT」のトラウザーズ。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「クラシカルなワークトラウザーズやミリタリーパンツは大好きなデニムジャケットにも合わせやすいので大好物。気がつけば毎年のように買い足してる(笑)」と語る、ライトニング編集部の最古参・ラーメン小池がお届け!

FULLCOUNTの1128ー2 Herringbone Moleskin Farmer Trousers

まだドレスとワークの境界線があいまいだった戦前までのワークパンツは、クラシカルなスタイルにも似合うし、ジャケットなどにも合わせやすいので重宝するんだよね。しかもほとんどテーパードしないゆったりとしたシルエットも私好み。4万480円(フルカウント東京店 TEL03-6804-6541 https://fullcount-online.com/)

やっと春めいてきたと思いきや、真夏日を観測するエリアもあるほどなかなか不安定な気候。そんな季節が変わろうとしている兆候と同時に洋服が欲しくなってくる。個人的にほとんど流行とは関係の無い服を着ているので、毎年買い足さなくても売るほど服は持っているのに「季節の変わり目」と「新作」という言葉に誘われてついつい買い足してしまうのが私。

そのなかでも先日手に入れたのが本誌でもおなじみであるフルカウントのワークトラウザーズ。フルカウントといえばデニムに目が行きがちだけど、スウェットやその他のアイテムも見逃せないし、個人的にはデニム以外のプロダクツに昔から刺さることが多いブランドなのだ。

で、このワークトラウザーズ、フレンチワークの代表的な生地であるモールスキンながら、ヘリンボーン柄にストライプが入る「むむむ」な生地。聞けば、戦前のヴィンテージに見られた織り柄をプリントによって表現する手法(ウォバッシュ生地などもその代表)を踏襲して、昔ながらのシルエットで再構築したというもの。さらにオゾン加工によってヴィンテージさながらの雰囲気に。そんなトッピング全部盛りみたいな仕様と、昨今、注目度が高いフレンチワークの雰囲気に脱帽です。

モールスキンに着抜プリントでヘリンボーン柄を表現する。プリントなので、生地の裏側は無地。戦前の生地に見られた手法を再現している
ウエストの内側にはサスペンダー用のボタンもあるので、ワーク系のキャスケットなどと合わせれば、昔ながらのスタイルで穿くことも可能

シルエットは私の大好物であるクラシカルでゆったりしたシルエット。カラーは私がチョイスしたブラウンと別色でチャコールをラインナップ

(出典/「Lightning 2023年6月号 Vol.350」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。