銀座で20年近く愛されるオーセンティックバー「BAR FOUR SEASONS(バー・フォーシーズンズ)」|東京・銀座

オールドファッションドが美味しいバーは、レシピにこだわりそして心地のいいサービスも提供してくれる。つまりこの1杯でそのバーの格式が決まるとされているのだ。高級な店が数多く存在する街、銀座で20年近く愛される「バー・フォーシーズンズ」。名店で供される極上の1杯を見ていこう。

高貴な雰囲気と気軽な親しみやすさを合わせ持つ。

国産から洋酒までスタンダードレンジを中心としたウイスキーがズラリ。最も層の厚い部分だからこそ、銘柄と飲み方にはこだわりがある

2005年に地下鉄出口から歩いてすぐ、銀座4丁目の並木通りにオープンし、今年で18周年を迎えるオーセンティックバーのバー・フォーシーズンズ。オーナーの勝亦さんは銀座6丁目のダルトンと、1丁目のバー・オーパにて修行した業界きっての実力派で、そこに集うハイレベルなバーテンダーたちとともに銀座の旧きよき伝統を受け継ぐ、エリアの名店として知られている。

まずその理由のひとつに挙げられるのが、確かな技術と笑顔のたえないアットホームで気さくな接客だ。実際に足を踏み入れると、初来店の顧客でも安心して寛げる空間であることがわかる。

お店の入り口には格式高いヴィンテージ物件を思わせる扉がそびえ、その下にはレッドカーペットが敷かれている

そして提供されるウイスキーは、熟成1015年のスタンダードレンジといわれているものがメイン。もちろんボトラーズなど珍しいものもあるが、そこからはオフィシャルの香りあるものの中から、その人にあった銘柄や飲み方を提案して楽しんでもらいたいというお店の意図が感じ取れる。

重厚な雰囲気がありながらも、同時に親しみやすさも兼ね備えた名店中の名店といえるだろう。

気品のある凛とした佇まいが場の空気を格上げ。

店内の奥にある68名用の個室。その手前は細長い空間になっており、11席のカウンターとテーブルがある。

ボックス席にある格子。引き戸になっており、ボックス席とカウンターフロアを仕切ることができる。

店内の装飾にも注目してみよう。ユニークなチャーチルの飾りも眺めることができる。

飾ってあるシーバスリーガルは、名誉マスターブレンダーのコリン・スコット氏直々のサイン入りだ。

さり気ないもののBarらしさを強調してくれる額装したカンパリのポスター。

こちらはフォーシーズンズのロゴが入ったウイスキー樽の鏡板。

見慣れたカンパリもライトアップするとご覧の高貴な雰囲気に。

インテリアのボトルの奥には数々のウイスキー書籍が並べられている。

富士山ロックグラスに入った色鮮やかなカクテル。

まろやかさとしなやかな口当たり、ふっくらした甘みと香ばしさが特徴のMaker’s Markがベース。甘みと酸味が程よく混じった色鮮やかなカクテル。

1.角砂糖2つにアンゴスチュラビターズとオレンジビターズを振りかける。さらに角砂糖を溶かしやすくするためソーダを約5mlかける。

2.角砂糖をペストルで潰す。

3.カットしたオレンジとライム、レモンスライスを全て入れペストルで潰す。

4.バーボンウイスキーのメーカーズマークを45 ml入れる。

5.軽くステアして味を確認。甘酸味が整っていればクラッシュアイスを入れて敷き詰めたのち、十分に攪拌すれば完成。

【レシピ】
Maker’s Mark 45ml
ウィルキンソンソーダ 5ml
アンゴスチュラビターズ 5dash
オレンジビターズ 5dash
角砂糖 2
オレンジスライス 1
ライムスライス 1
レモンスライス 1

合わせたいおつまみ

もともとフルーティなオールドファッションドだけに、ドライフルーツとはさらに好相性。

中山翔吾さん|2016年よりBar Four Sea sonsに入店。バーテンダー。元気に明るく笑顔で楽しく!を心がけ、心地よい接客で人気のお店のムードメーカー的存在

スタンダードレンジ中心のバランスのとれたセレクト。

熟成1015年のスタンダードレンジと呼ばれる、世界中の蒸溜業者が出している最も層の厚い部分を中心にセレクト。その中でもフルーティーなものからスモーキーな香りがするもの、そしてスパイシーで刺激的な飲み口のものなど、様々な特徴を持ったコレクションとなっていて、どんなお客さんでも満足する銘柄で溢れている。

JOHNNIE WALKER BLUE LABEL

スコットランドの隅々から厳選された原酒の中でも1/10000しか存在しない熟成の頂点に達した原酒。

LAPHROAIG 10

総じてスモーキーな香りで知られるアイラ島モルトの中でも、特に強いスモーキーフレーバーが特徴。薬品を想わせるヨードのような独特な香り。

GLENMORANGIE 10

柑橘の爽やかでフルーティーな香りが特徴のオリジナル。魅惑に満ちた繊細さと甘みを併せ持ち、すっきりしながらも複雑な味わいが楽しめる。

TALISKER 10

スパイシーで刺激的なウイスキー。パンチある味わいが特徴ながらスモーキーさも併せ持ち、ほのかな塩みも感じとれる絶妙なバランスが人気。

MORTLACH 12

圧倒的にな厚みと重厚感のある力強い味わいゆえに、ダフタウンの野獣と称されるシングルモルト。香りも高くて余韻が長いタイプのウイスキー。

CHIVAS REGAL 18

柔らかい飲み口のブレンデッ ドウイスキー。甘みのある味わいの中には、蜂蜜や柑橘のニュアンスが含まれており、複雑で心地よい余韻を残す。

バー・フォーシーズンズのグラス考。

カガミクリスタルダブルウイスキー

主にショットグラスとしてストレート用に使用。丸くカットされた切子が美しい。

田島硝子富士山ロックグラス

主にオン・ザ・ロックに使用。グラス底部には富士山を模った彫り込みがある。

青山硝子 バッカス

エッチングも美しく、使いやすさから使用頻度が高いショットグラス。こぶりな氷を入れてちびロックと言うことも。

バカラ ローハン

主にオン・ザ・ロックに使用。規則的に繰り返される蔦のような模様が美しく、バカラの中でも人気の高いシリーズ。

バカラ マッセナ

主にロックで使用。底部が細く丸い形状になっているため、女性にも使いやすい。氷を入れると宝石のように輝く。

DATA
BAR FOUR SEASONS(バー・フォーシーズンズ)
東京都中央区銀座4-3-12 伊藤ビル4F
TEL03-3563-0808
営業/平日18時~26時、土曜18時~24
休み/日祝日
http://www.bar-fourseasons.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

【SETTLEMIER’S×2nd別注】メイドインポートランドの王道スタジャン登場

  • 2026.02.11

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! SETTLEMIER’S×2nd AWARD JACKET  1990年の創業以来、ポートランドの工場で今もなお地元...

【Brown Brown×2nd別注】手のひらサイズの、ハンドペイントがま口ウォレット

  • 2026.02.13

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 大好評のハンドペイントがま口ウォレット。第3弾はとびきりアイビーなブルドッグペイント 発売のたびに好評を博している「...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

Pick Up おすすめ記事

101周年を迎えた「Lee」、受け継がれし伝統の『COWBOW 101』『RIDERS 101』を継承する逸品が登場。

  • 2026.03.05

1925年に生まれた「Lee COWBOY 101」は、48年に「Lee RIDERS 101」としてリニュアールを遂げ、その後も進化を遂げながら時代を超えて愛され続け、今年“101周年”という節目を迎えた。そして、この名作のまたとないアニバーサリーを記念して特別なコレクションが登場。「Past&F...

【WorldWorkers×2nd別注】夏コーデの幅が広がる2色! 美シルエットのフレンチM-52ショーツ

  • 2026.02.10

これまで4色のバリエーションで展開してきた「World Workers(ワールド ワーカーズ)」のビーチコーデュロイショーツ。今回は落ち着いた色味のヴィンテージカーキと、爽やかさで洒脱なオレンジという新たな2色で再登場! シンプルで悩みがちな夏のコーディネイトに新たな選択肢を与えてくれる良色です。 ...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。