ジーンズ&ジャケットが主役! 大人メンズのデニムコーデ15選。

  • 2023.08.15

あらゆるスタイルにハマるデニムアイテム。定番だからこそ、スタイリングで人と差を付けたい。そこでライトニングでもお馴染みのファッションの達人たちの愛用服をスナップ。合わせる色使いや着こなしのサイジング、そしてアイテムチョイスの嗜好など、達人のこだわりは参考になるポイントだらけだ。

CONTENTS

1.デニムとミリタリーをインディゴでうまく調和する|「Ber Ber Jin」店長・野原由太郎さん

名店ベルベルジンの店長を務める野原さんは、ブルーのワントーンコーデで、ミリタリーとデニムをうまく調和している。王道のリーバイスのヴィンテージデニムに合わせて、USアーミーのデニムハットをチョイス。足元はカジュアルにスーパースターでまとめた。

ヴィンテージでは不動の人気を誇るUSアーミーのデニムハットをさり気なく取り入れている。見事なエイジングである

2.スモックパーカは、ビッグシルエットで着こなす。|「ATTRACTIONS」代表・西崎智成さん

アトラクションズの代表を務める西崎さんは、ウエアマスターズのサルベージスモックパーカに、定番の5ポケットデニムでコーディネイト。ホワイト×インディゴブルーの春夏らしい爽やかなカラーリングが絶妙。USネイビーの名作がデザインソースになっている。

ネックの高い首周りとざっくりとしたビッグシルエットがマッチしたジャケット。素材はネップバックサテンを使っている
ミリタリーをモチーフとしたブレスレットは、ビルトバックのもの。チェーンとプレートのフォルムを追求した力作である

3.アメカジ王道のデニム×ハワイアンのコンビ!|「THE FAT HATTER」代表・菊地章仁さん

一度見たら忘れないキャラクター性のある菊地さんの夏の定番は、ハワイアンシャツ×デニムパンツ。そこにザファットハッターの涼し気なパナマハットを合わせるのがお決まり。ゆったりとしたサイジングながらも、ハットや靴でカジュアルすぎない印象に。

バックポケットにハットモチーフのステッチが入ったミスターファットマンのデニムパンツ。太めのシルエットが男らしい
トップグレードのパナマを用いたザファットハッターのハット。夏の定番であり、旅先にも持っていくほどのお気に入り

4.個性あるショートパンツがコーディネイトのアクセント。|「FDMTL」デザイナー・津吉学さん

デニムジャケットのデザインをモチーフにしたシャツに、様々な生地を短冊状に裁断し、縫い付けたショートパンツという組み合わせ。ベースカラーをネイビーで統一しているので、不思議とごちゃごちゃした印象はない。どちらも経年変化による色落ちを楽しむことができる。

穿き続けることで短冊生地の端がほつれ、糸が抜ける仕様のショートパンツ。生地端がフリンジ状となることで更なる風合いが生まれる
シャツのデザインは、3rdタイプのデニムジャケットがモチーフ

5.インディゴ×ミリタリーの深みのあるワントーン。|「Hummingbirds’hill shop」PR・小林 直人さん

深みのあるブルートーンのコーディネイトで登場してくれたのは、原宿の人気ショップであるハミングバーズヒルショップのPRを務める小林さん。インディゴブルーのハミングバーズヒルのシャツに、サウンドマン×ハミングバーズヒルの刺し子のカーゴパンツを合わせている。

アメリカ製のインディゴ抜染プリント風生地を使ったシャツに、刺し子生地のカーゴパンツを合わせたインディゴ×ミリタリーの組み合わせは参考にしたい

6.大人な長袖ハワイアンコーデのスタイルサンプル。|「TROPHY CLOTHING」デザイナー・江川真樹さん

東京のバイクシーンを牽引するひとりでもある江川さんは、ハワイアンシャツ×5ポケットデニムという王道スタイルでも、しっかりと差別化。あえて長袖をチョイスし、インナーのTシャツ使いや足元のエンジニアブーツなどでうまくリラックス感を調和させているのがお見事。

新たに下ろしたばかりのトロフィークロージングの定番1605を愛用
丈を短めに仕上げたので、足元のエンジニアブーツがよく映えている。福禄寿であえてフラットなソールにカスタムしてもらった

7.小物や色使いでシンプルなコーデに華を添える。|「JUMPIN’ JAP FLASH」店長・寺坂晃佳さん

主役は深みのあるインディゴが抜群の存在感を放つ1960sのヴィンテージ Levi’s501 “66 Big E”。そのためトップスはあえてレギュラーのTシャツをセレクト。「ヴィンテージにヴィンテージを合わせる気合の入った感じより、脱力感のある着こなしが気分です!」 とのこと。

学生時代から集めているというバンダナは、毎日何かしらをバックポケットに入れている
Tシャツをamazon FLEXにすることで、古着で人気のあるカレッジや企業ロゴ系を現代風にアップデートさせている

8.爽やかな配色とシルエット重視のコーディネイト。|「アルバトロス」スタッフ・木原晴さん

爽やかなカラーコーディネイトにマッチする笑顔が素敵な木原さん。1970年台のロブスコットのカーディガンにジーンズというシンプルな着こなし。「シルエットが好きなブーツカットデニムにカーディガンの定番スタイルですが、ポップなTシャツで季節感を出してみました」

型番こそ不明だが左足部分にリメイクが施されたブーツカットデニム。ワタリ部分がタイトで裾に向かって広がるシルエットがお気に入りのジーンズなのだとか

9.デニムショーツは、スポーティかつシンプルで。|「WAREHOUSE TOKYO」スタッフ・岡本壮平さん

ウエアハウス東京店のスタッフである岡本さんは、20代らしくフレッシュなショーツコーデを披露。ともにウエアハウスで、トップスのフットボールTは、少し大き目のサイズ感で着ることで、よりスポーティな印象に。逆に足元はバランスを取って、レザーサンダルにしている。

着用しているデニムショーツは、ウエアハウスのDD-1550。1960年代のデニムショーツをモチーフにしたデザインで、しっかりとテーパードしたシルエットなのだ

10.オールインディゴで揃えたワントーンコーデ。|「スラット」スタッフ
・菅井直人さん

美しいエイジングを見せるリーのヴィンテージカバーオールにインナーはシャンブレーと極太デニムパンツでワントーンに仕上げた。「カラーの統一だけでなく、シャツ、パンツともにU.S.ネイビーのセットを着用しました。インディゴとはいえ、異なる色の雰囲気が好きです」

リーの銘品で知られる91-Jはライトオンスのジェルトデニムらしい色落ちが美しい。やや大きめのサイズをチョイスすることでゆったりとリラックス感を演出で着る

11.’90sストリートを今風にアレンジしたデニムスタイル。|「SNS TOKY」スタッフ・大島陸人さん

20代のスニーカーフリークとして知られた存在である大島さんは、大の’90sスニーカー好きということもあり、懐かしいゲスのバギーデニムに、ポロラルフローレンのBDシャツをセレクト。彼の矜持を感じられる腰パンに、アシックスのマニアックなGel maiを合わせている。

被っているビーニーは、SNSのオリジナル。ワッペンがさり気ないアクセントに
今見ると新鮮に感じられるゲスのバギーデニムパンツは、90sストリートたっぷりに腰穿きしているのが好印象だ

12.ジャケットのエイジングと合わせた配色が秀逸。|「サファリ 1号店」スタッフ・北島孝一さん

ブランドは不明だが、ボタンや生地、ステッチなどのディテールから1940年代のデニムカバーオールを主役にコーディネイト。「白いペンキ跡とデニムのコントラストをホワイトパンツとスニーカーでもリンクさせることで統一感のあるコーディネイトをイメージしました」

カバーオールのフロントポケット部分には、おそらく当時ものであろうペンキの跡が残され、それも含めたデザイン性の良さに惚れて購入したヴィンテージデニム

13.西海岸テイストが漂う大人なデニムセットアップ。|「Hummingbirds’hill shop」バイヤー・堀江一嘉さん

ハミングバーズヒルのデニムを用いたシャツとショーツで、西海岸的なリラックス感があるセットアップスタイルが絵になる堀江さん。インナーにはボーダーTを合わせ、足元は上品なレザーシューズをセレクトするなど、この着こなしのバランスは、是非とも参考にしたいところ。

ほどよくリラックス感が漂うデニムは、絶妙な丈と太さがあってこそ。足元はカジュアルすぎないようにトリッカーズをチョイス

14.カモフラ×デニムは、インナーと足元に遊び心を。|「mountain mountain factory」スタッフ・尾崎悠さん

ヴィンテージから日本の硬派なガレージブランドまでセレクトする人気アウトドアショップで働く尾崎さんは、アメリカ軍のコンバットジャケットに、リーバイスの66モデルというアメカジコーデ。インナーのフォトTやヴァンズのスニーカーでうまくこなれた雰囲気にしている。

今っぽいフォトTやヴァンズのオールドスクールで、西海岸らしい軽さをうまく演出している。かなりエイジングされた淡いブルーデニムに、カモフラージュ柄は、間違いのない合わせである

15.ブラックデニムを軸にスマートな古着スタイル。|「SALERS」スタッフ・堺亮一郎さん

デニムシャツをインナーにオールドナヴァホのベストとブラックジーンズをコーディネイト。「最近、リバイバルで穿くようになった1990年代のアメリカ製のブラックデニム。黒とインディゴのエイジングのコントラストを楽しんでいます」

1930年代テイストにスタッズカスタムを施したワープ&ウーフのベルトはオーダー製作したもの

(出典/「Lightning2023年7月号 Vol.351」)

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