カリフォルニア現地取材! 3年ぶりに開催されたヴィンテージショーに潜入!

アメリカンカルチャーをテーマごとにヴィンテージプロダクツで紹介した『My Freedom!』の著者・田中凛太郎さんが主宰するヴィンテージショー『Inspiration』が、ついにパンデミックを乗り越えて開催された。場所をパサデナに移し、約120店のヴィンテージディーラー、ショップ、ブランドが集結。スペシャルなヴィンテージから今が旬の古着まで様々なアイテムが並び、世界中のバイヤーやヴィンテージファンが足を運んだ。我らがLightningもブースを出店しつつ、会場内でさまざまなヴィンテージを物色してきた。そこで見つけたアイテムの数々や、ショーの様子をここで紹介。ちなみにこのイベントは、2024年には日本でも開催するというプランもあるらしく、それも楽しみだ。

アメリカでのヴィンテージのトレンドが肌で感じられる貴重なショー。

ヴィンテージは一点モノがゆえに早い者勝ち。オープン前から同時に多くの人が行列となって我先にとヴィンテージを物色する。

世界的に人気を集めて急騰中の’80〜’90年代のTシャツ。特にHIPHOP系はアメリカでもものすご〜く価格が跳ね上がっている。

最近日本の若者の間でも人気急上昇中のFFAジャケットはアメリカでも再注目され、価格も上昇している。やっぱりカッコイイね。

フライトジャケットはアメリカでも大人気。パッチでカスタムされたG-1が並ぶ姿は圧巻。日本ではなかなかお目にかかれない光景だ。

このブースにはフェードしたスウェットやハンドカスタムしたヴィンテージが並ぶ。いまエイジングしたものがアメリカでも急騰中!

DOBBLEWAREのアップルプリントのカバーオールは1930年代製。Star of HollywoodのMAD君のシャツも本当にレアになった。

刺繍、ステンシル、ハンドペイントなど注目のカスタムものが多数並ぶ。

506XXも背中にピンナップガールのペイントが施されたレア品。

ほとんど見かけなくなった’50年代後半の肩リブ仕様のスタジャンは今見るとかなり新鮮。両面カスタムなのもポイントだ。

ここはヴィンテージスウェットも充実。

ヴィンテージスウェットの中でも特にChampionのダブルフェイスの後付けパーカはバックプリント入りで注目の的だ。

とにかくエイジングしたヴィンテージがアメリカでも大注目。特にスウェットやパーカは穴があってもフェード感が強いと高額な傾向。

有名な’80年代初頭のローリングストーンズのツアーTシャツ。ベースボールタイプのこちらも、今ではかなり高額になってしまった。

Leeのデニムバナーをバックにスペシャルなヴィンテージが並ぶ光景は圧巻。右のハンドペイントしたカスタムセットアップが超レア。

デッドストックのデニムが並ぶ中に金ベロのスーパースターを発見。最近はこのような’70年代のアディダスも市場から姿を消した。

根強い人気のヴィンテージデニムもレア物ぞろい。

ジップ・スティーブンソンさんは、オークションで超高額落札した話題の1880年代のリーバイスを展示。片ポケのNo.2デニムの1本だ。

’70年代初頭のリーバイスのスウェードJKTのデッドストック。

いま大注目のキッズ用セカンド。

XX表記が無くなった直後の最初期501E。見た目はほぼXXだ。

ペイント仕様のレアな506XX。

さらっと飾られているのは1937年モデルの501XX。しかもサイズ・コンディションともに抜群の1本。現在いくらするんでしょうか。

1900年代初頭のSpring Bottom Pants。なんとフレア仕様のもの。

S501XX、つまり今大人気の大戦モデルの1本だ。

こちらはLeeのストームライダーを模した、Copper King の’60年代製。このマイナー感がたまらなくカッコイイと思えてしまう。

刺繍カスタムされた505Eのデッドストック。

他にはない個性派アイテムが見つかるブースに注目。

ヴィンテージをデイリーに使えるゴルフウエアに再構築するブランド、CLUTCH GOLFのブース。ビスポークなのでカタチも自由自在。

こちらはヴィンテージをリメイクするブランド、Artisan-Collageのブース。このデニムパンツのカスタムセンスに脱帽です!

このブースはプリントタイとシャツのラインアップが充実。1950年代製のRoss Sutherlandのシャツはエジプト柄の生地が魅力的。

ボブ・チャットさんのブースは希少な軍モノ盛りだくさん! このL-2Aはスヌーピーなどのパッチでカスタムされたスペシャルもの。

伝説的な存在であるロバート・ワーナーも出店。自身の名を冠したブランドのカスタムレザーウエアを展示していた。カッコ良すぎ!

TT&COMPANYも出店。ヴィンテージ加工のヘルメットは圧巻の出来栄えだ。クラブスターは9万5000円前後で販売予定だそう。

上のPENDLETONと下のCHIMAYO、コートはどちらも1920年代製という超希少品。どちらも柄、配色ともにトップクラス!

(出典/「Lightning2023年6月号 Vol.350」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...