応援マフラーが注目されている理由とは?
さて、その応援マフラーが最近はちょっと変わった使い方をされているようだ。
題して「応援してないマフラー」。
サッカーにあまり興味がなく、応援するチームがない人でもファッションアイテムとして使っているのだ。
ポイントはカラーとデザイン。比較的ビビッドなカラーリングのものが多いので、コーディネートのワンポイントアクセントにはもってこい。しかもサポーターの間では、旧い物より新しい物の方が偉いのか、前のシーズンの物は中古市場で安価に取引されている。
ロンドンの古着屋では、大量に旧い応援マフラーが安く販売されているし、日本でも、ネットのオークションサイトにはたくさん出回っている。
例えば人気チームであるスペインのバルセロナなんか、国を問わず、その量は膨大で探しやすい。マルーンとブルーのチームカラーは、アクセントとしても使いやすく、ファッション目線でも人気だ。
ヴィンテージファッション業界ではすでに2000年代の物は価格が高騰中。しかし、この現象は応援マフラーは、よほど特別な物でない限り、まだ当てはまらない。
私も家の中を探してみると、ドイツのバイエルンミュンヘンとFC東京の2005年の親善試合記念マフラーを発見! さらに2013年のUEFAチャンピオンンズリーグの決勝でドイツの人気チームである、バイエルンミュンヘンとボルシアドルトムントが同国対決をした時のメモリアルなマフラー!
サッカーファンならそこに書かれた内容が重要だが、ファッション目線なら、バイエルンの赤とドルトムントの黄色、一枚で2色使い分けられるお得なマフラーなのだ。因みにどちらもバイエルンファンである私がお土産としていただいた物で、観戦はいっさいしてませーん!
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