重量感のあるダイキャスト製の完成品バイク。
高騰続く国産旧車バイクの中でも、今一番ホットな存在が初代ニンジャことGPz 900Rだろう。映画『トップガン マーヴェリック』の導入部分に登場したことも記憶に新しい。そのせいもあり、GPz 900Rの中古市場の価格は現在爆上げ中。とはいえ、100万円台で購入できるタマもゴロゴロしているのは、世界的ロングセラーの名車だからこそ。
ここで紹介するのはアオシマの完成品バイクシリーズのGPz 900R。数々のバイク模型をリリースするアオシマの製品なので、スタイリングやディティールの再現性はさすがのひと言。本体はダイキャスト製なので持った時のズシリとした重量感もたまらないポイントだ。
ステアリングとリアサスペンションが可動し、ディスプレイ台座も付属するが、センタースタンドを出して自立させることもできる点は実にリアル。全長は180㎜でディスプレイするのにちょうどいいサイズ。ファンなら3台並べて飾っておきたくなる。
KAWASAKI GPz900R 赤/ 灰|ファイナルでも採用された!
ニンジャの一番人気のカラーリングはコチラの赤灰! このファイアクラッカーレッド×メタリックグレーストーンは、1984年の初代モデル(A1型)で採用されたカラーリングで、最終モデルとなる2003年のファイナルエディション(A16型)でも採用された。3960円
KAWASAKI GPz900R 黒/ 金|重厚感のある仏壇カラー。
1991年、カワサキ初となるオーバー750㏄の国内仕様(A8型)で採用されたエボニー×パールコスミックグレー。仏壇カラーなどとも呼ばれ、高い人気を誇るカラーリングのひとつ。ゴールドのホイールとの相性もいい。3960円
KAWASAKI GPz900R ライムグリーン|カワサキはやはりライム。
1985年(A2型)で初登場となったライムグリーン×ポーラホライト。なおカウル横に『Ninja』のロゴが入るようになったのは1992年に登場したA9型以降。それ以前は『GPZ900R』(1983年~)、『GPZ』(1987年~)、『Kawasaki』(1990年~)のロゴがアッパーカウルに入った。3960円
自作派にはプラモデル。組み立てキットの「ザ☆バイク」シリーズ。
「自分の手でニンジャを完成させたい!」。そんな人には『ザ☆バイク』シリーズがお勧め。ダイキャスト同様、リアルな仕上がりはため息もの。2860円
【問い合わせ】
青島文化教材
TEL054-263-2595
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年2月号 Vol.346」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓 Photo/A.Kuwayama 桑山章
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