愛馬×仲間と向かうツーリングキャンプ。
ヴィンテージのハーレーダビッドソンを愛馬とする古俵さん。本業はドレスヒッピー、アットダーティなど3つのブランドを手掛けるブランドディレクターだ。そんな彼がもっぱらハマっているのはツーリング仲間たちとともに行くツーリングキャンプ。
「子供の頃、よく家族でキャンプに行っていたのですが、中学・高校になって行かなくなりそれっきり。ここ数年でその想い出を辿り、キャンプに行くようになりました。昔と異なるのはツーリングの延長線上にキャンプがあること。同じヴィンテージのハーレーに乗る気心知れた仲間たちとショートトリップを兼ねたツーリングキャンプは、子供の頃のそれとはまったく異なるものとなっています」
かれこれ9年ほど可愛がっているという1943年式のハーレーダビッドソンは思い入れのある1台。同じく1940年代のハーレーを愛馬とする2人の友人、それらをすべて組み上げたビルダーの1人の計4人がいつものメンツ。過去には拠点とする神戸から、熊本から大分の九州横断のロングツーリングも経験してきた間柄。3台のヴィンテージハーレーのクセを知り尽くしているビルダーがツーリングをともにするのは、なんと心強いことだろう。
そんな彼らのツーリングキャンプに興味をもち、実際に同行してみることに。 しかし撮影当日、関西地方の天気は崩れ、雨予報。バッドコンディションのなか、果たしてツーリングキャンプは実現するのだろうか。
バイクに積載できるミニマムサイズの道具選びでツーリングが楽しくなる。
雨が止むのを待たずしてフィールドへ出発。上下ともにレインウエア着用であるため、普段よりも雨具分が余計な荷物。それでもコンパクトな収納が求められる。
バイクに載せられる量は限られる。あまりの重さにバランスを失い事故を起こしてしまうなんてことになってしまったら元も子もない。極力荷物は最小限に抑えたい。
午後から天気が回復する予報に反して、雨が止む気配すらしなかった当日。ただでさえ収納スペースに限りのあるバイクに雨天が重なり、急遽、キャンプサイトを変更。ヴィンテージバイクであるためとにかく安全第一。
キャンプ地に到着し、テントを張る場所を大まかに決めたら、雨避けのためのタープを頭上に張り、テント設営に必要な道具だけをタープの下に広げるだけで効率が高くなる。
テントにシュラフ、チェアやコット、さらにはランタンやバーナーまで、すべてをバイク1台で運ばなければいけないため、とにかくコンパクトに収納できるモノ選びが鉄則。
- 1
- 2
関連する記事
-
- 2024.06.30
サイドカー付きバイクでキャンプを楽しむ上級者
-
- 2023.11.27
ラグジュアリーテントの最高峰[MOSS TENTS]より限定ブランケット発売
-
- 2023.11.26
柔らかい灯りでサイトの雰囲気を盛り上げる、コールマンのランタンの価値は?
-
- 2023.10.27
鉄の端材で作ったソロキャンプ用の焚き火台。