ライダース苦手な人も楽しめる、“Gジャン”のように着まわせる革ジャン。

革ジャンを着てみたいとは思っているけれど、ゴツくてハードな印象から敬遠する人も少なくない。そんな食わず嫌いの人にはカジュアルに着まわせる“G ジャン” タイプというチョイスがオススメだ!

気軽に着られるGジャンタイプの革ジャンに注目。

革ジャンというと、一般的なのがミリタリー系やライダースジャケットだろう。それゆえ特にバイカーやミリタリー好きでなければ、普段着としてはゴツすぎると敬遠する傾向は否めない。とはいえ、素材として「革」はやっぱりカッコイイから取り入れたいと思う人は少なくないだろう。そんな人にオススメなのがGジャンスタイルの革ジャンだ。

Gジャンスタイルならそれほど重くもないし、デザイン的にもシンプルで見慣れているから、今あるコーディネイトはそのままにすぐに取り入れられるはずだ。

革ジャンを喰わず嫌いしているそこのアナタ。まずはライトなGジャンスタイルから始めることで革の魅力を体感していただきたい。ただし、そこから沼にハマったとしても、我々は一切責任を負いませんのでご注意ください。

WAREHOUSE Lot.2147 1ST TYPE LEATHER JACKET

シルエットに若干アレンジを加えつつ経年変化も楽しめる渋なめしの欧州産の馬革で1stタイプを再現。削り出しのナットボタンも見所のひとつ。17万500円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899)

OMNIGOD 1ST TYPE JACKET

1STタイプの当時の雰囲気を忠実に再現しつつ、シルエットを羽織りやすいように程よく余裕を持たせ着丈も微妙に長くアレンジ。シープスキンで着心地も柔らか。9万7900円(OMNIGOD事業部 TEL03-5474-7579)

LewisLeathers #988 Western Jacket

1966年、Dルイスの店で販売していたリーバイス製品のレザー版として伝統的なデザインをベースに細身で着やすい1着として登場。18万400円(ルイスレザーズジャパン TEL03-6438-9215)

FINE CREEK RICHMOND S66 JACKET

1stタイプで定番のRichmondをベースにTバック(背中センター縫い線)仕様、従来よりツヤ消しマットの特別な馬革使用、月桂樹4つボタン、フラップなしポケットで表現。15万9500円(ファインクリークレザーズ TEL050-3390-2470)

DEER HORN SMITH’S × Hummingbird’shill DEER SKIN 1st JACKET

北海道産のエゾ鹿の革を使用したしなやかなレザージャケットで、デザインはリーバイスの1stモデルがベース。ボタンもこだわりの鹿の角製。21万4500円(ハミングバーズヒルショップ TEL03-6721-0563)

SUGAR CANE SC80568 “HORWEEN” HORSEHIDE LEATHER JACKET

アメリカ最古のタンナー、ホーウィン社に特別発注した馬革を使用した3rdタイプ。シュガーケーンのロス工場で生産されたアメリカ製の1着。19万5800 円( ジャンキースペシャルTEL03-3232-0805)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2022年12月号 Vol.344」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

上野・アメ横の老舗、中田商店のオリジナル革ジャン「モーガン・メンフィスベル」の凄み。

  • 2025.12.04

ミリタリーの老舗、中田商店が手掛けるオリジナルブランド、「MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン・メンフィスベル)」。その新作の情報が届いたぞ。定番のアメリカ軍のフライトジャケットから、ユーロミリタリーまで、レザーラバー垂涎のモデルをラインナップしているのだ。今回は、そんな新作を見ていこ...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

Pick Up おすすめ記事

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。