モーターサイクルジャケットの源流を感じるクラシックレザージャケット。

モーターサイクルジャケットが現在の形になったのが1940 年代。それ以前のミリタリージャケットから派生した過渡期には、現代にはない個性的で凝った作りのレザージャケットがが多数見られる。ひと味違うヴィンテージスタイルを楽しむならクラシックレザージャケットを抑えておくべし!

【スポーツジャケットの基本】ライダースともミリタリーとも異なる独特のスタイル。

通称「スポジャケ」はライダースジャケットが誕生する以前の1910〜1930年代にバイク乗りを中心に好まれていた革ジャンだ。素材は馬革がメインで、袖はカフス仕様、背中にプリーツが入るものも多い。現代のライダースに比べてシンプルなので普段着としても使いやすい。

BILTBUCK Lot.706 Deerskin Stag Jacket

大戦以前のデコラティブなライトジャケットをイメージしたシングルスポーツジャケット。厚みがありしっとりとしたディアスキンは抜群の着心地。ヨークの入ったバックスタイル、ハトメエンドのジッパー、ボールチェーンなどクラシックなディテール満載。16万2800円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

Pherrow’s 22W-SJ88

1930年代頃に一世を風靡したスポーツジャケットのヴィンテージをベースにデザイン。2014年の初登場以来、フェローズのレザージャケットの中でも圧倒的な人気を誇る万能シングルモデル。渋なめしで仕上げられたホースハイドは着込むほどに風合いが増す。17万9300円

【問い合わせ】
フェローズ
TEL03-5725-9577
https://www.pherrows.com

FINE CREEK LEATHERS Santa Anita

厳選された2.0〜2.3㎜厚の繊維の密度が詰まった原皮をフルベジタブルタンニンなめしのほか様々な工程を経て仕上げた極上の馬革を使用。デザインは1930年代のヴィンテージがモチーフ。独特のシワ、シボ感、そして色落ちすることで現れる茶芯が楽しめる。16万9950円

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
https://www.finecreek.jp

Orgueil Cossack Jacket

アメリカ軍の騎兵隊が着用していたといわれるシンプルなコサックジャケットをベースに、装飾が施されたナットボタンやショールカラーで上品さをプラス。しっかりとした硬さがありながら着込むことでその人の体に馴染むステアハイドだから経年変化も楽しめる。14万800円

【問い合わせ】
マリジュアン表参道店
TEL/03-5774-6479
https://www.orgueil.jp

【熊ジャンの基本】シンプルで上品な佇まいがコーデの幅を広げてくれる。

主に1930年代に多く見られるスタイルで防寒性を高めるためにボディの前面と背面、襟にムートン(主にシープで、ラムなどもある)を配したデザインが特徴。その姿が熊のように見えるこから「熊ジャン」と呼ばれる。ウエストベルトを装備するものも多い。

Dry Bones Leather and Sheepskin Jacket “GRIZZLY”

1930年代頃のヴィンテージを元に製作した、ホースハイドにムートンファーをあしらった贅沢なグリズリージャケット。袖口の隠しリブのほか真鍮製のフロントバックルでウエストを締めるというライダースに見られる使用もあり、ライダースジャケットとしても最適。29万9970円

【問い合わせ】
ドライボーンズ東京店
TEL03-5458-5688
https://1989.dry-bones.com

BILT BUCK Lot.500 Grizzly Jacket-Black/Black-

1930年代のグリズリージャケット。透明感のあるラッカーフィニッシュで仕上げたホースハイドに、高い保温性を有するハイグレード・シープムートンを使用。ベリリウム素材の極薄フロントバックル、ハトメエンド、チンストラップなどディテールも見所満載。22万円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

Mister Freedom MFSC80496 MFSC”SPORTSMAN”COWHIDE×SHEEPSKIN BALOO JACKET

襟と身頃にシープムートン、袖はナチュラルカウハイド、裏地に起毛したネル生地使用のMade in U.S.Aの贅沢な1着。仕上げをしていないナチュラルカウハイドは、長い期間をかけて着用とメンテナンスをしながら自分だけの1着に育てていくことも楽しめる。29万4800円

【問い合わせ】
ジャンキースペシャル
TEL03-3232-0850
http://junkyspecial.com/

BUZZ RICKSON’S BR80481 AVIATION ASSOCIATES N-1 HAIR ON HIDE

現存する旧いレザージャケットの中で特に稀少性の高いのが、ホースハイドとホースヘアを掛け合わせたジャケット。ホースハイドとムートンを組み合わせた通称” 熊ジャン” 同様に、高級感と野性味に溢れた仕上がりの一着。懐古主義の視点だと、この上無いモダンなデザインである。25万3000円

【問い合わせ】
ジャンキースペシャル
TEL03-3232-0850
https://www.toyo-enterprise.co.jp

【カーコートの基本】着丈も長めでクラシックな大人の雰囲気を演出できる。

カーコートジャケットとは1900年初頭から’30年代頃までによく見られるスタイルで、その名の通りクルマに乗る時に使用されたジャケットだ。当時はほとんどの車種がオープンカーで、寒さや汚れから身を守るための必需品であり、座りやすいようハーフコート丈が一般的。

BILTBUCK Lot.501 Shawl Collar Horsehide Imperial Half Coat

1930年代のヘビーアウターをイメージした高い防寒製を有するダブルブレストハーフコート。フルベジタブルタンニングの馬革にスペイン産原皮をイタリアの専門炭なーでなめした最高級のムートン、杢ツイードのライニングの組み合わせで抜群の着用感を誇る。27万5000円

【問い合わせ】
アトラクションズ
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp

JELADO AG73418 Empire

シアーズローバック社が展開するヘラクレスブランドから1930年代に作られた4フラップポケットのホースハイドカーコートをサンプリングして製作。馬革の表面を軽くペーパーかけすることで水やオイルを深く吸い込むので、変わりゆく革の変化が楽しめる。24万2000円

【問い合わせ】
ジェラード
TEL03-3464-0557
https://jelado.com

BY GLAD HAND GOODFIELD”OLD OIL LEATHER”

姫路産フルベジタブルタンニンレザーを丘染めと呼ばれる伝統的な製法で染め上げた後、オイル加工を施した経年変化し易いレザー。丘染めは19世紀にイタリアのサンタクローチェ地方で生まれ、色の濃淡や味わい深く経年変化することから現在も愛されている技術。20万6800円

【問い合わせ】
グラッドハンド コア
TEL03-6438-9499
https://www.glad-hand.com/

FINE CREEK LEATHERS Gilmour

1930年代のカーコートを、馬革のシボや虎目など当時の質感まで見事に再現した1枚。着丈は若干長めで通常のAラインではなく、Xラインをベースにさらにお尻から下の裾部分を少し絞った独特のシルエットを採用。クラシックながらスマートに着こなせる。19万9980円

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
https://www.finecreek.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2022年12月号 Vol.344」)

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