世界中にコレクターがいるアドバタイジングトイ。
アドバタイジング大国でもあるアメリカ。その広告手法はバラエティに富んでいる。有名なのはTシャツで、アメリカらしいアドバタイジングアイテムといえるだろう。そしてもうひとつがトイ。ブランドや商品のイメージに合ったマスコットキャラクターを作り、そのキャラを立体化して店頭の販売促進のノベルティグッズとして活用してきた。
それ以外にも商品のおまけや景品として作られたものも存在し、アドバタイジングという枠を超えて人気を博している。
この手のアドバタイジングトイの黄金期は’70年代から’80年代といわれており、名作も数多く存在している。また希少性が高い物も多く、世界中にコレクターが存在している。
1.マクドナルド
近年は見かけることがなくなったが、過去には多くの公式キャラクターが存在したマクドナルド。ここ最近、人気が急上昇していて、レアものは価格が高騰。この電話機は1980s。メイドインカナダというのも◎。3万9800円
2.ケロッグ
シリアルメーカーとして日本でも知られる、ケロッグのコーンフロスティのマスコットであるトニー・ザ・タイガーのコインバンク。’70sで復刻されたこともある。1万2800円
3.オレンジ・バード
なんともかわいらしいオレンジバードは、ウォルト・ディズニー社がデザインしたことで知られる。フロリダのWDWのスポンサーであったフロリダオレンジ協会のオフィシャル。9900円
4.ガード
このわんぱくそうな子供のキャラクターは、アメリカの絆創膏メーカーのアドバタイジング。よく見ると顔や肘などに肌と同じ色の絆創膏が貼られている。’70s。8800円
5.ジミー・カーター ピーナッツ
アメリカの元大統領であるジミー・カーターの特徴的な口元と、ピーナッツ栽培で大成功した経歴を持つことから、彼のグッズとして生まれたピーナッツ。様々なバリエーションが存在する。右8900円、左4800円
6.ファニー・フェイス
なんとも愛らしいカップは、1964年にアメリカのヒルスベリー社より発売された粉末フルーツジュースのファニーフェイスドリンクミックスのキャラ。’60〜’70sのヴィンテージだ。2200〜4200円
7.レイド・バグ
ジョンソン&サン社の殺虫剤であるレイドバグのマスコットキャラクター。今も販売されているロングセラーアイテム。右からクロック&ラジオ、電話機、フィギュアとなる。どれもコミカル。右から1万9800円、9800円、8900円
8.リーバイス
ヴィンテージショップでも見掛けることがあるリーバイスのアドバタイジングキャラであるデニムラグドール。ともにミントコンディションなので、デニム好きは買いなアイテムだ。各8900円
【問い合わせ】
RPM
愛知県名古屋市昭和区御器所4-12-5
TEL052-871-9660
営業/13:00〜20:00
休み/水曜・木曜
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年9月号 Vol.341」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/N.Suzuki 鈴木規仁 取材協力/ RPM https://www.go-go-rpm.com/
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