「ルームサービス」代表・木下綾子さん
ファイヤーキングなどアメリカの古いキッチンウェア好きが高じて2004年にウェブショップ「キノショップ」、2008年に大阪西区に実店舗「ルームサービス」をオープン。定期的にアメリカに直接買い付けに訪れて、自身がピンとくる雑貨やトイなどを販売する。https://kino-shop.com
アメリカンな雰囲気作りにピッタリのキャラクターグッズ。
アメリカには何かの特定のキャラクターを見るだけで、「ここのブランドだ」と思い出せるほど、個性的なキャラクターがいるブランドは実に数多い。
元々はブランドの知名度アップや特定の商品のマーケティング用に作られたモノだが、今ではブランドや商品が消滅してしまってもキャラクターだけが生き残っていることも少なくなく、キャラクターは知っているけど、多くの人がその元ネタを知らないというケースも少なくない。
アメリカにおいていわゆる「キャラモノ」の歴史は実に古く、100年以上続くブランドにもキャラクターグッズがいるほどで、しかも、人気のキャラモノになると、それぞれにコアなコレクターが存在し、それだけで1冊のコレクターズアイテムブックが作られるほどだ。こうした状況を見ても、やはりアメリカは商売のなかにも遊び心があるというか、懐の深さを感じさせてくれる。
一口にキャラクターグッズといっても、食品メーカーからレストラン、エネルギー関連会社、一般企業まで実に幅広く、全体の傾向を語ることはとてもできないので、今回はまず手始めにアメリカではファンが多い6ブランドのキャラクターを紹介しよう。
数あるキャラクターモノのなかから今回は6種類を厳選ピックアップ。
有名無名を問わずアメリカ国内でキャラクターを擁するブランドは数えきれないほどあって、とても1度では紹介しきれないが、今回はその中でも、アメリカではメジャーながら日本国内ではそこまで知名度はない6社の会社のキャラクターグッズを紹介しよう。
エッソボーイ
レディキロワット
カリフォルニア・レーズン
ビッグボーイ
ドゥボーイ
Mr.ピーナッツ
市場価格を知る!
キャラクターによって価格はまちまち。一概に人気キャラクターだから値段が高いかというと、人気キャラの場合は製造数も多かったりするので意外と安いこともある。また、同じキャラクターでもアイテムによってレア度が異なり、飛び抜けて高いモノがあったりするので、コンプリートを目指すとなると大変だが、コンプリートを目指さなければ割と安価に楽しめるジャンルといえそうだ。
エッソボーイ
レディキロワット
カリフォルニア・レーズン
ビッグボーイ
ドゥボーイ
Mr.ピーナッツ
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アメリカでは古くからマーケットが確立されていて、よほどのニュースでもない限り、市場での価格に大きな動きはない模様。ただ、最近の円安傾向から国内価格は今後上昇することが予想される。日本ではそれほどコレクターも多くないので、あまり人と被らないグッズを集めたいコレクター初心者にもおすすめかも?
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)
Text/M.Terano 寺野正樹 Photo/M.Kato 加藤政憲 取材協力/ ルームサービス https://kino-shop.com
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