加速がクセになる、アグレッシブな水冷クルーザー「インディアン モーターサイクル・スカウトローグ」。

頭からつま先まで、全身黒づくめで登場したスカウトのニューカマー、ローグ。乗りやすいだけじゃない、強烈なパワーを秘めた水冷エンジンに注目せよ。

加速がクセになる、ハイパフォーマンスエンジン。

ロー&ロングのスタイルを体現する649㎜のシート高。また低重心
化で引き起こし時に重さを感じることはなかった。全身黒の外観はROGUE(不良)の名に偽りなし

インディアンモーターサイクルは空冷エンジンと水冷エンジンの2種類のモーターサイクルをラインナップしている。空冷エンジンを搭載するのがチーフで、水冷エンジンを搭載する代表的なモデルがスカウトだ。このスカウトローグは2022年に登場した、スカウトシリーズの最新モデルとなる。

全幅995㎜だが車体はスリム。低いシート高ということもあり、背の低い人でも足つきに問題が生じることはないだろう。ヘッドライトはオプションパーツでLEDのものに変更することも可能だ

従来のスカウトとの違いはビキニカウル、アップハンドル、スポーツスタイルのシングルシート、そして19インチホイールだ。また全体をブラックアウトしたエクステリアは、ローグ(不良・ならず者)の名にふさわしい迫力をもつ。

だが実際にまたがってみると、その強面の外観とは異なる乗りやすさに驚いた。フォワードコントロールだが、ほどよいエイプハンガーハンドルのため、体が「くの字」にならずに非常にリラックスしたポジションをとれる。シートも649㎜と低いため、足つき性は非常に良好。また引き起こしや取り回しも、車体の低重心化による恩恵で、体感的に250㎏の重量を感じることはなかった。

クルーザーの印象である「重い、遅い」を覆すスカウトローグの走行特性。アクセルをワイドオープンすれば、体が置いてきぼりになったかのようなパンチの効いた加速を見せる!

エンジンの出力は非常にアグレッシブ。低速域だと落ち着いた乗り味だが、アクセルを回すと一気に吹けあがる特性は、まるでVツインスポーツの雰囲気。クルーザーの常識を覆す味付けはさすがインディアンモーターサイクルといったところだ。

メカニカルな造形の1133cc水冷Vツインエンジン。約94馬力を発生し、回せばクルーザーとは思えぬアグレッシブでスポーティな走りも楽しめる。メカニカルなサウンドやパルス感もその演出に一役買う
スカウトローグの特徴がフェアリングとミニエイプバー。フォワードコントロールと相まって、リラックスした姿勢でクルーズを楽しめる
シンプルな丸形メーターにインフォメーションをすべて集約。スピードはアナログメーターでタコメーターは液晶ディスプレイの表示で確認できる
リアタイヤを強調するライセンスプレートのステー形状など、特徴的なデザインをもつリア周り。ウインカーはLEDで、ストップランプの機能も合わせもつ
スカウトシリーズのボバーと同じく、ミラーはハンドル下側に向くバーエンドミラーを装着。最初は違和感があるが、慣れれば背後の確認も問題はない

INDIAN Motorcycle SCOUT ROGUE

全長:2274㎜
全幅:995 ㎜
ホイールベース:1576 ㎜
シート高:649 ㎜
エンジン: 水冷4 ストロークV 型2気筒
排気量:1133 ㏄
車両重量:250kg(燃料搭載時)
最高出力:94ps
最大トルク:97Nm
価格:194 万9000 円~

【問い合わせ】
インディアンモーターサイクル
https://www.indianmotorcycle.co.jp/

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Lightning 編集部
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