気軽にキャンプへ行けるルーフテントを装備。
クルマ、バイク、キャンプ、そしてレザークラフトなど、多趣味を楽しみライフワークとする石渡さんは、千葉県我孫子市を拠点にガレージオフィスのリノベーションを生業とするスペシャリスト。
「バイクや革ジャン、ブーツなど好きなものに囲まれたガレージは自分だけの秘密基地のようで、男が憧れる空間ですよね。そんなガレージにいる時間が長すぎると妻に怒られてしまうので、自分のオフィスをガレージにしてみようというのがきっかけとなってガレージオフィスを作ってみました。オフィスが一緒なら、ガレージに居る大義名分がつきますからね」
今年完成した石渡さんのガレージオフィス。仕事の合間を縫って空間作りをしていたため、構想から3カ月ほどを要したという。さすがはプロ。ちょっとしたカフェやショップのような空間に仕上がっており、そこには趣味のバイクが3台。壁面には愛用する革ジャンたちがレイアウトされる。
「いずれ隣の部屋もリノベーションして、クルマを置けるようにしたいんですよね。できれば、’61年式のコルベットが欲しいんですけどね。もともとマッスルカー好きなのですが、個体数も含めてなかなか良い個体に出会えないですからね」
石渡さんの趣味のひとつであるクルマ。現在、主に乗っているのは、トヨタのハイラックスだが、ほかにもラングラー ジープ(YJ型)やジムニー、ダットサントラックなども所有している。
「ハイラックスは、日本で発売された2017年に購入しました。コロナ禍をきっかけにキャンプへとどハマりし、シーズンになると多い時で、月4回ほどキャンプを楽しんでいます。ルーフテントを付けているので、あれやこれやと準備をする必要性が少ないので、気軽にアウトドアシーンに行けるのが良いですね。もともとクルマで長距離の旅に出かけるオーバーランドに憧れていたんです。チャンスがあったら日本国内も旅に出てみたいなと思っています」
自分の時間、家族の時間を有意義に過ごすために考えられた石渡さんのガレージライフ。ガレージとオフィスを融合させることで、ふとした瞬間に好きな趣味で想いを巡らせ、没頭できる良き空間となっていること、それがライフスタイルを充実させてくれるのだ。
「2017 TOYOTA HILUX」のディテールを拝見!
大型ピックアップトラックのハイラックスにルーフテントを装備し、趣味のキャンプ仕様全開にカスタム。
メソッドホイールを履かせ、足周りはフォックスのサスで2.5インチアップしている。
ワイルドランド社のルーフテントを装着。
ルーフテントであることと、荷室左にはキッチンが収納され、最低限の道具のみで気軽にキャンプに出掛けられる。
アウトサイドには収納ボックスが付けられ、細々としたものを収納。
ルーフテントの設営もものの5分ほどで完了。
大人2名が寝られるテント内。車高が高いため見晴らしも良し。
(出典/「Lightning2022年7月号 Vol.339」)
Text/T.Itakura 板倉環 Photo/S.Sawada 澤田聖司 問い合わせ/スイートロード川崎店 TEL044-544-8177 https://www.sweetroad.com
関連する記事
-
- 2024.02.25
アメリカで大成功するトヨタ製ピックアップトラックの代表格がタコマの存在。
-
- 2023.09.22
アメリカで発表された新型ランクルの丸目仕様に熱視線。
-
- 2023.07.11
レトロな顔した120系プラド。クルマの達人が選ぶ趣味用クルマを紹介!