小物選びはアメリカンヒーローに想いを馳せて。あの著名人が使っていたアイテムを手に入れよう!

時計や眼鏡などの日々身に着けるもの、または必需品として携帯する小物選びはいつだって悩みどころ。ここはライフスタイルのお手本にしてきた、大好きなアメリカンヒーローのセンスを真似するのが吉。似合うかどうかは別問題だが……。

〈チャールズ・リンドバーグ〉が開発に携わった【アワーアングルウォッチ】。

1927年に初の大西洋単独横断飛行を達成したチャールズ・リンドバーグが機内に持ち込んだ時計はロンジンではなかったものの、その後リンドバーグはロンジンに対して長距離飛行に適した新しいナビゲーションウォッチを提案。それがアワーアングルウォッチだ。

リンドバーグが考案した緯度と経度を割り出して現在地を確認できる時角(アワーアングル)を搭載した腕時計。リンドバーグ アワーアングルウォッチ。67万3200円(ロンジンTEL03-6254-7350)

ジョニー・デップが愛用した【タート・オプティカル】を蘇らせた完全リプロダクト。

ジョニー・デップが愛用しヴィンテージ市場が跳ね上がったタート・オプティカルのアーネル。ブランド自体は’70年代に消滅したが創業者の甥であるリチャード・タートから譲り受けた当時の資料を基に忠実に模したのがジュリアス・タート・オプティカルだ。

ARはアーネルの実際の資料を基にした由緒正しき復刻モデル。ボストンとウェリントンの中間フレームが特徴。フレームのみで4万1800円(プライベートアイズ アンド トラッカーズTEL070-1577-2666)

〈ビル・エバンス〉の愛用眼鏡は【アメリカンオプティカル】のウェリントン型。

ジャズピアニストの巨匠ビル・エバンスもまた眼鏡が良く似合うミュージシャンのひとり。彼が活動していた‘50〜’60年代によくかけていたのはアメリカンオプティカル。トレードマークの煙草と共に着用するウェリントン型は男の色気がたっぷりだ。

アメリカ最古の眼鏡メーカー、アメリカンオプティカル。クリアフレームのウェリントン型は様々なアルバムジャケで見られる。11万9900円(グローブスペックスTEL03-5459-8326)

文豪も陸軍元帥も、みんな〈パーカー〉の虜となった。

パーカーの万年筆を愛用した著名人は数多い。A・ヘミングウェイは「パーカー51」を愛用、太平洋戦争終結調印式でD・マッカーサーが使用したのは「デュオフォールド」だった。パーカーのポスターを描いたN・ロックウェルもきっと使用していたのではないだろうか。

フーデッドニブ構造のペン先が特長のパーカー51を進化させたプレミアム プラムGT万年筆。3万8500円(ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社www.parkerpen-ja.jp)

〈スティーブ・ジョブズ〉の哲学を物語る【クラシックラウンド】。

言わずもがなアップルの創始者であるスティーブ・ジョブズのトレードマークである丸眼鏡はレンズに穴を穿つリムレスタイプが特徴のルノアのクラシックラウンド。ミニマルかつ無駄を削ぎ落としたデザインはまさに氏らしいチョイス。

18〜20世紀に存在したアンティークデザインを尊重しつつ快適な掛心地を追求したルノア。クラシックシリーズは特にシンプルで美しいフォルム。3 万6300円(グローブスペックスTEL03-5459-8326)

〈マーク・トウェイン〉も愛用。1 ドルで懐中時計を庶民に普及させたタイメックス【ヤンキー】。

アメリカの庶民が気軽に懐中時計を買うことができなかった20世紀初頭、タイメックスの販売代理店だったインガーソル社から僅か1ドルの懐中時計「ヤンキー」が登場し世界的に大ヒット。作家マーク・トウェインもこの懐中時計を気に入り2つ買いした記録も!?

1890年代に発売された「ヤンキー」は20年間で4000万本を販売。鉱山労働者、農夫から工員、オフィスワーカーまで誰もが所有していた(写真提供タイメックス)

関係者の多くに配ったとされる【ファイロファックス】の名作システム手帳。

映画監督スティーヴン・スピルバーグが自身で愛用し、またスタッフ全員にも贈ったことで仕事の効率アップに繋がったというシステム手帳がファイロファックスのウィンチェスター。『E.T. 』の字幕を担当した翻訳家・戸田奈津子さんにも贈られたとか。

ファイロファックス100周年限定ウィンチェスター。イタリアンカーフにカードポケットやペンホルダーを加えたクラシカルデザイン。4万8400円(平和堂TEL03-3552-6854)

〈ニール・アームストロング〉の月面着陸を共にした【オメガ】の名作。

1969年、人類で初めての有人月面着陸全6回すべてにお供した時計がオメガ・スピードマスターだった。厳しいNASAの耐久テストをクリアしたことで’65年からNASAに制式採用。無重力では自動巻きは使いにくいことからあえて手巻きが採用されている。

‘57年に登場したスピードマスター。’62〜’69年に製作されていた3rdモデルはまさにNASAによる装備品選抜テストに合格した銘品番(ライター私物)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2022年5月号 Vol.337」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

Pick Up おすすめ記事

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...