愛知で発見! 男ごころをくすぐるROCKなフラワーショップ。

フラワーショップにロックという要素をプラスしたインブルーム。中でも男性目線で作られた花束やドライフラワーは新しいインテリアの一つとして注目したい。

男性でも気軽に入れるフラワーショップ。

ドライにしたグレビレアバイレヤナで作ったランプシェードもオシャレ。黒を基調としたウッディな内装に革張りのソファがロックな雰囲気

男一人では洒落たフラワーショップに入る勇気がない……という人も多いはず。そんなちょいシャイロマンチストな男にありがたい存在が、名古屋市西区にあるフラワーショップ「インブルーム」だ。

『ロックな花屋』というコンセプトを掲げるこちらのショップ。「男性でもふらっと気軽に入れるフラワーショップがあったらいいなと思って」そう、オーナーの菅野勇人さんが話すように、黒を基調とした店内は大量のドライフラワーで埋め尽くされ、その間にガレージ、パンク系バンドのポスターやギターが置かれるなど、普通のカワイイ花店とは一線を隠す雰囲気。

表がグリーンで裏がゴールドというグレビレアバイレヤナの葉で作ったリース。花を一切使わないから飾る場所や季節も問わず使いやすい
ドライフラワーを使ったボール。インパクト大

「もちろん自分で自由に選んでもらってもいいし、わからなければ色やイメージだけ伝えてもらっても大丈夫です。ドライだったら手入れも不要で生花より長期間楽しめて男の人にはオススメです」

生花もドライにできるモノが多いので、ドライにできる花の花束という楽しみ方もまたオススメ。生花ならば近くの花店でも入手できるし、ぜひ勇気を出して「花のある暮らし」を始めてみてはどうだろうか。それでも勇気が出ない人はオンラインでも販売しているのでチェック!

外光を取り込む天井には様々なドライフラワーが吊るされている。こちらは主にバラ。バラといっても色や品種など種類も豊富。束のまま無造作に吊るしても絵になるし、一輪だけ飾るのもオシャレ。インテリアに最適
店舗の奥にあるドライフラワーコーナー。国内ではあまり見かけないワイルドフラワーや木の実など男でも楽しめそうなモノも多い
シュペルティのドライフラワー。天然で打ち上げ花火のような球状に広がるから天井から吊るすオブジェとして最適のフォルム

ドライになる生花で花束を作ればさらに楽しめる!!

手入れが面倒臭いという人にドライフラワーの花束はオススメだが、生花も楽しみたいなら「ドライにできる花の花束」というチョイスもアリだ。枯れてしまってからだと見栄えがよくないので、枯れる前に少しずつドライにしていくのがポイント。

「ドライにできて秋冬かつ男っぽい」がテーマ。バラ、ケイトウ、カンバルーポーなど赤い花を中心に。

大ぶりな花も大胆にまとめていく。ドライにするとき種類が多い場合は小分けにするのがポイント。

右がドライにできる花を使った生花のアレンジ。左が最初からド ポイントライになっている花を使った花束。同じ種類の花も混じっているから雰囲気の違いも楽しめる。これでどちらもおよそ5000円

【DATA】
in bloom
愛知県名古屋市西区あし原町40
TEL052-325-5087
営業/9:00~18:00
休み/不定休

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典「Lightning2021年12月号 Vol.332」)

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