【遊びの達人たちに学ぶギア選び③バイクパッキング】モノ選びの基準を変えた趣味。

  • 2023.02.21  2022.03.18

趣味を極めるためにも重要なのが道具。いい道具を選べば上達もするし、さらに趣味が楽しくなる。プロとも引けを取らない遊びの達人は一体どんな道具を使っているのか。こだわりのギア選びについて聞いてみた。

「NERDY MOUNTAIN WORKS」代表・荒井大介さん

自身の趣味であるバイクパッキング、トレッキング、フィッシングを軸とした機能性とデザインを共存させるプロダクツを展開。時間があるときのバイクパッキングでは、1日で200キロ程度走ることも珍しくないのだとか。

バイクパッキングを通して実感した機能美の重要性。

ロングライド用の’90s GTには専用設計のオリジナルバッグを搭載して旅の荷物を収納。フレームや装備に合わせて作るので、愛車にぴったりのパッキングスタイルが可能だ

街でも山でもデイリーに使えるアウトドアプロダクツを展開するナーディマウンテンワークスの荒井さんは、5年前に始めた源流フィッシングから派生して、今では自らビルドしたマウンテンバイクに大量の荷物を積載して旅するバイクパッキングに没頭している。

元々ヴィンテージバイクに乗り続けていたが、源流フィッシングのポイントに辿り着くためにマウンテンバイクに乗るようになり、自分で整備やカスタムを手がけることや、ハードに体を動かす自転車旅の魅力を見つけたのだという。

「自転車での旅は体を動かし続けるためバイクやクルマでは味わえない特別な達成感がある。ずっとヴィンテージバイクに乗っていたから、自転車は整備やメンテのストレスが少なく、自分でカスタムができるのも魅力ですね」

ショールームの奥のスペースが荒井さんの作業場。整備やメンテからカスタムまで、自分の手で行っているからより深く自転車を楽しめるのだ

バイクパッキングに熱中する過程で、ファッションやモノ選びの基準も変わっていった。旧車に乗っている頃はクラシカルなスタイルにこだわっていたが、バイクパッキングで実際に過酷な環境下を走る経験をする中で、機能性を最優先したアイテムを選ぶようになったのだという。

「着るものや道具はシルエットやデザインを重要視しますが、アウトドアで使用して機能的であることが大前提。軽さや動きやすさなど、バイクパッキングやトレッキングを快適に楽しめるスペックにこだわっています」

バイクパッキングを楽しむための機能性重視のモノ選び【厳選5】

1.GTのタキオン

高速走行性能と走破性の高さを兼ね備えるクロスオーバー。’90sのクロモリフレームを採用しながらも足周りやクランクなどは現代の高性能なパーツでアップデート。

2.チャージバイクのダスター

クロモリフレームを使って街乗り用に製作したスタイリッシュなカスタム。ステムやクランプなどBMXのパーツを使用してストリートのラフな雰囲気を演出。

3.ナーディマウンテンワークスのツールバッグ

工具や補修道具を収納するツールバッグ。ロングライドでも、この工具とチューブを積載していれば安心。ドライバーやレザーマンなどコンパクトな工具にこだわっている。

4.スミスのMTB用ヘルメット

カモフラージュのパターンが気に入って手に入れたMTB用のヘルメット。釣りのポイントを探すため、過酷な山道を走る際に使用することが多いのだとか。

5.源流フィッシング用のタックル

山の奥深くで行う源流フィッシングでは、釣り道具も軽量であることが必須条件。スミスの竿は3分割できるのでバッグに入れることができる。ポーチにはルアーなどを収納。

(出典/「Ligthning2021年9月号 Vol.329」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部