しかし決して乗りにくいという話ではなく、低回転でのんびりと長距離走ったり、街乗りでクイックに曲がったりも可能とするバランスの良い味付けは流石と言えよう。乗り手の体格によってはシートが高く感じてしまうかもしれないが、この過激なエンジンに跨ってしまえば“乗りこなしたい!”という男心に火を付けるだろう。
他に類を見ない過激なスクランブラーモデル。
今回借りた車両はマフラーやサスなど随所が変更された仕様で高次元の走りを体感。ストリートから本気のオフロードまでを楽しめるスペシャルな車両だ。
SCRAMBLER 1200XEの細部をチェック!
アロー製マフラーをアップライトに配置。ドドドッという低音が心地よく、ややスクエアなルックスも魅力的。
奥行きのあるブルーメタリックにトライアンフのロゴが映えるタンク。アルミバンドなど細かな造形もグッド!
エンジンは水冷SOHCのバーチカルツイン。トルクに溢れた気持ちいいフィーリングが味わえる。
ハンドガードやライトガードといったオプション装備が豊富なのも嬉しい。自分だけの一台を作り出すことができる。
【スペック】
- 全長:2,325 mm
- 全幅:905 mm
- 全高:1250 mm
- シート高:870 mm(XC グレードは840mm)
- 車両重量: 227kg
- 排気量:1200cc
- 最高出力:90PS (66kW) @7,400rpm
- 最大トルク:110 Nm @ 3,950 rpm
- 価格:201 万9000 円〜
※スペックはXE モデルの情報となります。
【問い合わせ】
トライアンフモーターサイクルズジャパン
https://www.triumphmotorcycles.jp/
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Ligthning 2021年8月号Vol.328」)
Text/K.Sakamoto 坂本桂樹 Photo/D.Katsumura 勝村大輔
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