ヴィンテージをベースに時代感を絶妙に注入した「GOLD」のCPOジャケットは、大人におすすめ。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、最近「GOLD」づいている編集部の何でも屋・サカサモトがお届け!

やっぱりGOLDがツボなんです。

GOLDの服って面白い。ヴィンテージの服をデザインのベースに取り入れているものの、その時々のトレンドもしっかりと反映させているため、ラインナップの中にはシルエットやデザインは極端な物も多かったりする。

その時代感を強めに注入させる塩梅が個人的には結構ツボで、ワードローブにもゴールドのタグがついた服がちらほら。特に数年前に購入したM‐51をベースにしたGOLDの軍パンは、しっかりと裾をテーパーさせてレングスも短めに設定したシルエットが気に入りすぎて、同じモデルを3本も購入したほど。

自分の中で コーディネイトに“今っぽさ”を足したいときにゴールドのアイテムが最適解だったりすることも多いのだ。

GOLDのMILLING C/W TWILL C.P.O JACKET

経糸に縮繊コットン、緯糸にはウールツイルを使用したCPOジャケット。肩幅と身幅の広い ビッグシルエットでボックス型のシルエットとなるのが特徴。4万9500円(MUSEUM ARK TEL028-633-5620 http://www.arknets.co.jp)

このCPOもまさにそれ。デザインの基となっているのは、いわゆるCPOジャケットで、ヴィンテージでは珍しいグレンチェックを使い、ビッグシルエットで今の時流に寄せている。実際に着てみると正面からは正方形のようなカ
タチで、まさに今っぽい着こなせるようになっているのだ。

また生地はコットンとウールツイルの糸で織り上げた柔らかな質感なので、大きな肩まわりも身体に馴染みやすい。また重たいメルトンではないため、軽さも特徴のひとつ。そのため柔らかい生地感と相まってきれいなドレープも生まれるのだ。

カラーリングはグレーとナチュラルの2色展開。近年お気に入りの色の薄いジーンズと合わせたいし、軍パンとも合わせやすそうなので、グレーをチョイス。M‐51パンツを穿き倒したように、このCPOにもハマったら、自分のことなので、もう一つの色も買ってしまうに違いない。

ライニングは中綿が入ったキルティング仕様 なので、冬のメインアウターとしても活躍し てくれる。冬が楽しみになる一着だ
同系色の糸で織っているグレンチェック。カ ラーリングはグレーとナチュラルを展開。ど ちらも気になる色合いである
身長170センチのサカサモトはMサイ ズを着用。ゆったりサイズなのでインナ ーにパーカを着込んでもよさそう

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【問い合わせ】
MUSEUM ARK
TEL028-633-5620
http://www.arknets.co.jp

(出典/「Lightning 2021年1月号 Vol.321」)