サーフィン好きが高じた大人の行き着くところは、自分でボードを削り出す?!

  • 2023.02.21  2021.02.21

サーフィン好きが高じた大人の行き着くところといえば何になるだろう。もしかしたら、このように自らボードを作りたくなるのは自然な流れなのかもしれない。柴田“アルベルト”将吾さんは、自身がシェイプを学ぶSmooth Bodyを紹介してくれた。

自分好みの一本が製作できるサーフボードのシェイプ。

「Freaks’ Store」バイヤー・柴田“アルベルト” 将吾さん|真剣な表情でサーフボードを見つめるアルベルトさん。 シェイプ歴は3年ほどだがどっぷりとハマってしまい、今では日々のサーフィンライフ からボードを研究するまで になった

柴田さんとSmooth Bodyの出会いは、10年以上も前に遡る。

「きっかけはロングボードが欲しくてお客さんとしてオーダーしたことですね。そこからオーナーの河合さんがとても良くしてくれて、いろいろなボードに乗せてくれたんです。そうすると自分がどういうボードが好きなのかがわかってくるので、今度はそれを具現化したものをオーダーしようとしたら、せっかくなら自分で削ってみたらどうだ!? と誘ってくれたから始めたんです」

グラッシングルームで、オーナーの河合さんと次に製作するボードについて相談。アルベルトさんにとって河合さんは、サーフボードのすべてを教わった師匠のような存在で、シェイプの面白さにも気づかせてくれた人

それが今ではすっかりシェイプの虜になったようだ。

「自分のボードはもちろん、最近では友達のボードも削らせてもらっています。出来上がったボードは実際に乗ってテストしているんですが、その中で次の新しいコンセプトも見えてきました。次は波のパワーと自分のボードがよりシンクロするように、しなりをもたせたフレックステールのボードを製作しようと思っています。これからも自分なりの1本を追求していきたいですね」

ここが噂の秘密基地「Smooth Body」!

鎌倉の山奥にひっそりと佇むSmooth Bodyを案内するアルベルトさん。一見すると秘密基地のような佇まいは、いかにも職人の雰囲気が漂う。この奥がシェイピング・グラッシング・サンディングを行う作業部屋だ。

板前さんとカウンターで話をしながら飲み食いすることのできる、居酒屋のような雰囲気が売りのオーダーサーフボード専門店。世界にひとつだけのサーフボードが製作できるだけでなく、自分の手でシェイプしてみたいという人も受け付けている。

「Smooth Body」オーナー・河合祥児さん|子供のころからものづくりに没頭。現在は他のビルダー達とは違った発想・視線で、柔軟にクライアントと接することで、最適な一本を生み出すサーフボードビルダーとして活躍中

河合さん製作の、EPS素材でライトウェイトなスタンディングボード最新モデル。魚をイメージしたカラフルなデザインはクアッドフィンで動きも軽い。

アルベルトさんが製作した、その名もシュラインフィッシュ。最大の特徴は両脇のラインのストレートの距離が長いところで、スピードが出やすいシェイプになっている。さらにテールの幅も広いので、波から受けるパワーも強く走り出しも速い。

【DATA】
Smooth Body
神奈川県鎌倉市鎌倉山1-24
TEL 090-2941-6192
http://www.smooth-body.com

(出典/「Lightning 2019年5月号 Vol.301」)

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