車高を上げて迫力を増したのにどこか華奢な雰囲気がヴァナゴンならではの魅力だ。
たびたびLightning本誌でも取り上げている、大阪にあるヴァナゴン専門店『GAKUYA』。その知識と技術には定評があり、東京からわざわざ購入する人も少なくない。
そんな超人気ショップの代表を務める木下さんは、アメリカやドイツなどに定期的に足を運び、最新パーツやカスタム事情などを目で見て、実際に愛車で試している。
事実、昨年その愛車を取材した際は、足周りはノーマルでルーフに折り畳み式のテントを装備するという当時のアメリカの最新スタイルだったが、今年は全く異なるスタイルにアップグレード。リフトアップして黒い鉄チンホイールにオールテレーンタイヤを装備し、ルーフにデッキを装備した新しい姿に生まれ変わった。
このスタイルは、まさに“アーバンなオフローダー”とい呼ぶにふさわしい! ノーマルもいいけど、今は街中もちょっとオフロード顔で走る方が、断然気分なのである。
▼木下さん以外のスタッフの愛車もチェック!
1987 VOLKS WAGEN VANAGON TRANSPORTER|最先端カスタムを体現するGAKUYAの広告塔。
GAKUYAは『フォルクスワーゲン クラシックパーツ社』の認定ディーラーで、最新車両も販売しているため、定期的に本国ドイツを訪問。また、カスタム事情を知るためにアメリカにも定期的に足を運び、その最先端スタイルを広告塔である木下さんの愛車で実践している。
内装は以前と変わらず、ウッド張りにした内壁に釣竿などアウトドア用具から家族写真まで詰め込んだ“夢のある空間” である。外装は足周り変更に合わせ、ステッカーも少しアレンジした。
二輪駆動なのにsyncro!? と思いきや、よく見るとsyncno。つまり“シンクNO=四駆でない” という遊び心が木下さんらしい。
サスペンションで約2インチリフトアップし、15インチの鉄チンホイール×BFグッドリッチのオールテレーンタイヤで全体的には約3インチ車高を上げた、いまカリフォルニアで大人気のスタイルだ。これはT3だけでなく最新のT6でも可能だ。
世界有数のヴァナゴンを中心に取り扱うフォルクスワーゲンの専門店へ。
ヴァナゴンを中心に最新のT6まで取り扱う専門店。ドイツ本国にある『フォルクスワーゲン クラシックパーツ社』から正規ディーラーとして認定されていることからもその信頼度が窺えるだろう。
【DATA】
GAKUYA
大阪府東大阪市宝町17-40(ショールーム)
TEL072-983-2468
営業/9:30〜19:00
休み/月曜・第3 火曜・祝日
http://www.e-gakuya.com
▼ガクヤのカスタムはこちらもチェック!
(出典/「Lightning 2019年6月号 Vol.302」)
Text/T.Miura 三浦正行 Photo/S.Tsuji 辻茂樹 問い合わせ/ GAKUYA TEL072-983-2468 http://www.e-gakuya.com
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