▼アストロについて詳しく知りたい人はこちらの記事もチェック!
アメリカ車の風格とミニバンとしての利便性を併せ持つ。
博多を拠点に撮影で年間3万㎞もの距離を走りまわるというヒロさん。目的地に確実に行けるクルマであり、多趣味なニーズにも対応できるバンとしてアストロをチョイスしたという。
「アメリカ車なのに大きすぎず小さすぎないサイズ感が魅力で、狭い道など日本の交通事情にマッチしていて、街中のコインパーキングに停められるのが嬉しいですね。’90年代以降のクルマなので比較的故障も少なく部品代も安め。人も荷物もたくさん載せられるのでイイこと尽くしですね」
現在のアストロは2台目で、1台目は45万㎞を走りながらも大きなトラブルもなかったため、必然的にまたアストロを購入。仕事はもちろん趣味の釣りやバイクなどにも大活躍しているという。そんなアストロの大ファンだというヒロさん曰く、アメリカ車ならではの雰囲気を体感でき、ミニバンとして活躍してくれるためファミリーカーとしてもオススメできると太鼓判を押してくれた。
カメラマンHIROさんのアストロ三段活用!
博多を拠点とするカメラマンHIROさん。クルマやバイクにも造詣が深いため、本誌Lightningをはじめ兄弟誌『クラブハーレー』などでも活躍している。本業や趣味に対応するためのカスタムを施したHIROさんの、アストロの三段活用を紹介する。
1.ローアングルは任せんしゃい!
スライドドアにカメラを取り付け、迫力のあるローアングル撮影を可能にしたカメラマンならではの活用方。運転席からリモート操作し、無線で被写体と話しながら撮影するというハイテク仕様。
2.バイクだって積めるとばい!
バイクを積みたいけど、車内は荷物が満載……そんなときに活躍するのがこのバイクキャリア。バイクを積んでおけば、キャンプでのちょっとした買い出しなどで重宝するのだとか。
3.もっと荷物ば積みたかなら!
キャンプ後に出たゴミやクーラーボックスなど、水漏れなどの不安がある荷物は外のヒッチカーゴに積載。車内を広く快適に使えるだけでなく、荷物の積み下ろしがラクちんなのも嬉しい。
1999 CHEVROLET ASTRO(1999年式シボレー・アストロ)
’85年の登場から’05年までの20年間発売され、現在でもアメリカの街中で乗用車・商用車として愛されるアストロ。日本では’90年代にバニングカスタムで一世風靡したことでも記憶に新しいが、いまでも日本では個性派オーナーに愛される身近なアメリカ車として知られている。
- 1999年式 シボレー・アストロ
- 全長481㎝ 全幅196㎝ 全高193㎝ 車両重量2140 ㎏
- エンジン:4300cc(ガソリン)
続いてカスタムや車両のポイントを見ていこう。
バンパー
カーゴフェイスに加えて黒の樹脂バンパーに換装し無骨な商用スタイルを確立する。撮影で高速道路を走行することが多いためバグガードも取り付けている。
ホイール
カーゴフェイスに合わせて純正のスチールホイールをセット。メッキのセンターキャップがあるが働く車感を出すべく、あえてドレスダウン仕様にしている。
ルーフラック
車内に荷物を満載したときに重宝するのがヤキマ製の大型ルーフラック。実用的な積載機能だけでなくスタイリング面でもアップする一石二鳥なアイテム。
バイクや機材を積むために、車両の中も外にも様々な収納するためのカスタムが施されたHIROさんの愛車。これがあれば、引っ越しから大きな家具や自転車、キャンプグッズに至るまでなんでも積み込めそうだ。こんなタフな一台、頼りにされるはず。
▼バンについて詳しく知りたい方はこちら!
(出典/「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)
Text/K.Sakamoto 坂本桂樹 Photo/H.Arimori 有森弘忠
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