トライアンフやBSAなど英国車ベースのダートスタイルがストリートにも浸透中!

トライアンフやBSAなど英国車を、アメリカっぽくいじるスタイルはレーサーだけでなくストリートにも浸透中。草レースの要素をストリートに落とし込んだスタイルが、今の英国車カスタムのトレンドと言えるだろう。そこでメーカーメイドの純正スクランブラーと、カスタムで作ったダートスタイルを紹介する。

【1971 TRIUMPH T100C(トライアンフT100C)】北米市場向けに作られたファクトリーカスタム。

1960年代当時ダートレースが盛んに行われていたアメリカ市場向けにメーカーが開発した純正スクランブラー。ストックのスタイルを活かしながら、ハンドルやフェンダーを変更し、より軽快でスポーティなフォルムに仕上げている。パーツチョイスにも貴重なヴィンテージパーツを多用したオーナーのセンスが光る1台だ。

ディテールをチェック!

冷却のためのエアスクープを備えるツーリーディングドラムがこの年代の特徴。

ミリバーのハンドルはヘリングスのBT5を採用し、スピードメーターはタイガーカブのD型スミスを装備。

T100Cはストックでも左出しのハイパイプだが、よりスタイリッシュなフォルムを意識して、MCM製のハイパイプに変更。レーシーな雰囲気に拍車をかける。

リブ付きのフューエルタンクはレッド×ブラックのオリジナルペイントが残るストック。やれた質感が雰囲気抜群!

【1965 TRIUMPH T120(トライアンフT120)】アメリカの草レースをイメージしたダートスタイル。

スイングアームフレーム×ユニットモーターの特性を活かしたダートスタイル。アップハンドル、アップマフラーはアメリカンなスクランブラーの象徴的なディテールだ。当時のレーシングパーツを取り入れるだけでなく、プライマー塗装のフレームがやれた外装と相まって、草レースに参戦していた車両のようなリアルな雰囲気に

ディテールをチェック!

イギリスのワッセルのバナナタンクを採用。ハンドルはドックランズのオリジナルパーツ。

心臓部はツインキャブヘッドを備えるボンネビルにハイコンプピストンをインストールした程よくホットな仕様。カムカバーとマグネトーのステーが一体になったARDマグネトーは当時のレースで使用されていたレーシングパーツだ。

左右両出しのハイパイプはワンオフで製作。左右で高さをあえてズラしているのもポイント。

シートはベイツ製だ。

 

メーカーメイドの純正スクランブラーと、カスタムで作ったダートスタイル。どちらも最近ストリートで注目の的に。英国車をアメリカンにカスタムすること流れ、しばらく続きそうだ。

(出典/「Lightning 2020年5月号 Vol.313」)

この記事を書いた人
サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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